● 今朝、鳥取から帰ってきましたが、やっぱり車の乗車時間がはんぱなかった。よく考えたら、向こうでの移動も含めて3日の中で、純粋に24時間は車に載っていた計算になるのです。これはたぶん、自己新記録だと思います。帰りに立ち寄った浜松の富士川SAで、昼のお菓子「しらすパイ」というのを見つけました(まあ買いませんでしたけど)。お菓子は、そもそも昼に食うのがフツーなんで、別になあ……。

● 人に聴いたら、結構美味しいんだそうですが、うなぎパイだって、別に「うなぎ」の味はしないですよね?

● 鳥取での一番の思い出はやっぱり富野監督とのやりとりなんですが、いわゆる都内のイベントやカンファレンスで感じるイメージの富野さんとはちょっと違ってましたね。最初のコンタクトの瞬間もそんな感じ。商店街の向こうから、奥さんと娘さんをともなって散歩のようにてくてく歩いてくる様は新鮮でした。会場も、主催の「尾崎さん」(奥様の旧友にあたる方)という一般のお宅のリビングなんですから、距離感が近い、近い!そういう、家族経由で実現したイベントなだけに富野監督も、カジュアルな感じで挑んでくださったんだと思います。打ち合わせでの、こちらの意図を汲んでくださってイベントそのものは、実にスムーズに。

● 実際、イベントに挑むにあたっては、コーディネーターという役柄、それなりに悩んだんですよ。地元のみなさんからの質問を、あーでもない、こーでもないと組み合わせて、1.5時間でおさめなくちゃならない。第一には、会場の皆さんが満足出来る内容に。また、同時に、富野監督もいい気分でお話いただけるように。そして「鳥取」という場所でやるなりの意義も持たせたいし。「ローカルイベントだから仕方ない」といった妥協だけはしたくなかったんです。もちろん話の流れは綺麗な方がいいんだけど、何しろライブですから、リアクションに備えて、いろんな保険を頭の中に入れてからの進行になったわけです。ところが、こちらの意図した感じに富野監督が答えてくれるわけです。予想以上に、次の質問へのフックもかかってくる。ひょっとして、富野監督は、こちらの意図を察してリードしてくれてるのか?(でも台本はオレの頭の中にしかないんだけど)

● 想像するに、富野監督の中で、全体の構成が立っていたんじゃないかと思うんですよ。それが、たまたまオレの描いた構成と一致した、と。うぬぼれるわけではないんですが、そういった意味でとても楽でしたし、ほんのちょっとのリードの変更で、ほぼ時間どおりに思い描いていた着地が出来ました(もちろん、話される内容は予想を超えて面白かったんです)。まあ、一番に、富野さんが、実にサービス精神旺盛な人だ、というのが上手く行った一番の理由なんじゃないかと思います。構成作家としては冥利に尽きるし、全国に向けたユーストリーム配信も恥ずかしくない内容になったと思っています。ラストのサイン会に時間を割いたのも、お客の満足度+ゆるい富野さんの一面を覗き見出来てよかったんじゃないかと思いますし(笑)。とにかく、そんなわけで足を伸ばした甲斐がありました。

● あと、イベント会場の入り口には展示スペースが設けられていて、古賀さんのmixi での「ククルスドアンの島日記?」や、ガンダム占いのキャラなど、パネル展示が行われていました。その展示にあたっても、コーディネーターとして序文を書かせていただいたので、どさくさでそちらも展示いただきました。照れくさいけど、ありがたいですね。

● その他、鳥取での思い出は、Twitterで「鳥取通信」として記録しました。Togetterのにまとめてありますので、興味のある方はそちらをどうぞ。花見沢墓地とか、なかなかインパクトある光景にも触れています。あ!日記には、記念の猫娘だけは載せておこう!!(これを撮影するためだけに、イベント翌日鳥取から米子まで2時間以上も車で移動したのです)

● それと、トイレ看板もね!


● 今日は、モデルグラフィックスの「カウンタック』特集号を買ってきました。アオシマの新作もいいけど、さくっと作りたいしなー。タミヤの簡単な感じのキット買っちゃおうかなー。と、毎度も系雑誌に触発されてはプラモ意欲がわくのです。