● 数日前から迷っていた構成台本のラフ構成をなんとか仕上げた。と、いうかこれ以上悩んでも結論でないと感じたので、一旦リリースして、反応待ちする事にした。結局はクライアントありきの台本なので、満足度あげるためには、適当な段階でこれやった方がいいな、という判断。悩みに悩んで、結論出すのもいいけど、オレはクリエイターではなく、職業作家なので、割り切るところは割り切るのだ。そもそも、自分で「書きたい」と思って書いた台本なんて、そうそうあるもんじゃない。仕事の9割は、クライアントのために書いてる。クリエイティブ欲なんてのは、そうそう満たされるもんじゃないんだよな。そういう事を書いたり、言ったりすると、なんでそんな不毛な仕事してるの?とか言われる事多々アリ。冗談じゃない、作家の仕事の全てが、クリエイティブ欲の追求だと思われたら困るんです。クライアントや、お客が喜んでくれる事に対する満足感はありますから。これが重要。要するに、サービス業なんだよなー。

● 実は、週末にもう一本、ナレーションを仕上げる仕事あり、今日は間に合わなかったから、明日やろう。気圧変化のせいで、アタマがなんだかイタイから。ちなみに、この週末のうちに、ワンフェスの版権申請用のサンプルも仕上げなくちゃならない。焦ってますよ・・・(’∀`)

● 今日紹介するおもちゃは、タカラトミーのDMZ(デュアルモデルツヴァイ)というシリーズで展開されていた、ボトムズのATから「X・ATH-02-DTラビドリードッグ」(タカラトミー/2007)。悪役風だけど、番組最終章で、主人公が駆る主役メカです。プロポーション、スタイリング共に大きな不満はナシ。赤みの強いブルーのカラーリング(ほとんどパープル)も、劇中のイメージと違う気がするんですが、キレイなので気に入ってます。実はラビドリードッグって、商品化に恵まれず、選択肢がないんですよね。特別AT(アーマードトルーパー)に思い入れがないオレからしたら、これあればプラモ出なくてもいいや、と思ってます。サイズも1/18。ミクロマンが乗り込めるサイズで、デカくていいです。ただ難点は、パーツの合いなどが結構雑だったり、デフォで入ってる汚し塗装が「かなり乱暴」だったりして、チープな印象を与えている事。

● ちなみに、発売当時の正価は1万8000円とか、高額だったんですよね(今なんかプレ値ついちゃってるし)。オレ、某バーゲンで5000円だったから入手した、というのが購入動機だったのか。安く買えるなら、おすすめオモチャですよ。カタチにこだわらず、トータルクオリティの高さを求めるなら、同シリーズのスコープドッグや、ストライクドッグをチョイスした方がいいですね。

● 録画しっぱなしになってた「モーレツ宇宙海賊」ここ数週、まとめて観ましたが面白いなあ。楽しい理由は、主人公の「かしこい表現」。ほら、マンガの主人公って「バカだけどガッツがある」とか「バカだけど力がある」とか「バカだけどいい奴」いった、聖闘士星矢Ω的な事が多いじゃないですか。モーパイの主人公は、キチンと「賢く、強い」ヒロインなんですよね。お色気や、二次元オタへの媚表現も感じないし、すごくクレバーなヒロインです。あとは、そこはかとない「SF」的なギミックにあふれたセリフとかも適度でいいんだよなー。わかったような、わかんないような。もちろんハードSFファンには食い足りなかったりするんでしょうけど、あのドラマを支える雰囲気作りとしては充分すぎるくらい(トランスポンダーの設定とか、宇宙服の着用プロセスとか)。主題歌の、ぶちキレそうな、ももクロちゃんの歌も、もう慣れたよ!