● 複式簿記の付け方を本で読みながらいろいろやってるんですけど、そもそもの「考え方」が理解できなくて四苦八苦しています。なんなんだ、借方に貸方って!そもそも仕訳表っていうのは、帳簿とは違うの?収入なのに、帳簿ではマイナス入れるのはなんで?「簿記で学んだことを参考に」って書いてあるんだけど……そもそもオレ、簿記なんてやったこと無いんだ。これは詰んだ……かな?(独学で簿記検定取れるほど頭良くないよ)

● アマゾンプライムのTVシリーズ『ハンナー殺人兵器になった少女ー』を観ようと思っていたら、元になった映画があると知りました。2011年公開の『ハンナ』。2005年の『プライドと偏見』で監督デビューしたイギリスのジョー・ライトの監督作品。で、これをまず観ておこう!と。実際は、これも「よくある少女殺人者モノ」なんですけど、撮影ロケーションで勝利してる作品。ベルリンの殺伐とした都市部とか、寂れた遊園地とか、北欧の森とか、それで「なんとなくかっこよく見えちゃう」。これ、映画にとってはすごく大事だなと思いました。だって、観れちゃうもん。で、音楽は「ケミカル・ブラザーズ」なんですよ。ちょっと意外でした。同じようなモチーフの映画として、面白さで言えば、断然『Witch 魔女』なんですけども、これはこれで独特の魅力ある少女暗殺者映画になってると思いました。これ観て「TVシリーズになるじゃん」と思った人がいるのはよくわかります。確かにシリーズ化する余白がすごくある。……でもなあ……これシリーズとして作っていくには、要素をどんどん足したり、ひとつひとつを掘り下げたりしないと行けないんじゃないかな?それ、良い方に転ぶかな?そもそも、映画に匹敵する魅力的なロケーションはあるのかな?映画が「そこそこ」のふんいきがあったので、TVシリーズ観るのが不安になってきちゃいました。

● あれ?そんなことを書いてたら『Witch 魔女』続編の予告編が出てきた!しかも、完全に「超能力バトル」モノになっちゃってる。前作の絶妙な雰囲気を期待しちゃだめなやつだ。すごい暴走!いや、それはそれでどうなってしまうのか興味は有り得ますけども。

● 少女暗殺者と言えば、我が家の数少ない「女子」フィギュアで、思った以上にリペイントが上手く行ったネカのヒットガール。いや、商品はネカの「女子への興味の無さ」が露骨に出てしまっていたけど、ちゃんと塗ればそれなりにクロエモレッツになるんですよ、というやつ。昔リペしたときにも日記に載せたけど、実はあれから数回に渡ってメイクをし直しているのでもう1回載せておきます。結構気に入ってるんですよ。

● 数年前から、水鉄砲として発売されてきたデッカードブラスター、もとい高木型弐〇一九年式が、今年さらにバージョンアップしてVer2が発売されるみたいです。今回は、本体色がブルースチール仕上げで質感も良し。さらにパーツ分割の賜物で、左右分割のパーティングラインもほぼ気にならない状態に!!各部のライトっぽいパーツ(プロップは光らない)はLED風のラインストーンに。ユーザー貼付けタイプになって、より模型色が濃いめになったということです。これはすごいですよ。は5月発売のことですが、もう予約しちゃっていいんじゃないですかね。

● あと、先日から読んでいた、「ネコちゃんが犯人なのでは」という推理が飛び出した特殊設定ミステリ『孤島の来訪者』を読了。こっちは……「ネコちゃんどころか!」な展開で驚愕の後半戦。何しろ犯人は重金属のような体質で、人間や動物に擬態し、知性があり、毒まで持っているけど、海には弱い、という怪物。要するに「物体X」と戦うミステリなんですよ。めちゃくちゃで面白いけど、ミステリとしてはどうなんだろう?謎解きも細かいんですけど、ロジックに重大な穴があると思ったなあ。そこは見て見ぬ振りしていいのかな?と思ったけど、そこはノーカウントにさせる「シン謎解き」まであった。卑怯だな、と思いつつ「体裁は整えました」ということで我慢しようか。さて、今度はバーチャル空間での殺人事件に挑む、シリーズ三作目『名探偵に甘美なる死を』にすすもうか……。すすんでいいのか?その前の息継ぎに古典を読み直してみようか……。