● まず、昨日届いたメディコムのロボット刑事(原作版)。写真の角度が魅力をとらえてなかったのでもう一枚あげておきます。この俯いた顔と破れたコートとズボンがいいんですよ。東映レトロソフビと言いながら、全然レトロソフビの可愛い頭身じゃなくて、プロポーションは漫画に寄せてくれているのがスペシャルなんですね。この感じで、石森ヒーロー続けてくれないかなあ?

● 夜の取材を終えて一息。このままテンポ良く原稿まで仕上げていきたい。しかし、やっぱり寒い。昼はいい天気でポカポカだったはずなのに、なぜ夜はこんなに冷え込むんだよ!!あ、写真に写ってる「五香菜館」。めっちゃおじいさんがいまだに中華鍋を振るっていて、チャーハンがめちゃ美味しい町中華なんですけど、ここで中華丼食べなくちゃな!!おじいちゃんの体調に合わせて大体の平日は予約必要なんで、開いている時にでくわしたらその時がチャンス!!近日中に絶対!(今日は日中、お休みの看板が出てました)

● 夜は彼女が作って行ったポークシチューとバゲット。寒い日はシチューだよ!!

● 今、急につかこうへいを思い出して、長谷川康夫の『つかこうへい正伝』読み出したんですよ。2度目。長谷川康夫のリサーチと劇団在籍時の記憶をいい感じでまとめているので、記録集としても、ドキュメンタリーとしても楽しめ、奇人、才人つかこうへいを知るにはとても誠実で良い本だと思います。

● 読んでいると当時の映像記録とか残ってないのかな?とか欲求が湧いてくるんですけど、実は「それでよかったのかな?」とも思うんですよ。つかこうへいの口立て演出の現場って見てみたかった反面、それを真似をしているフォロワー演出家ってやっぱりダサいし、恥ずかしくて見ていられないじゃないですか(たまに小劇団の稽古風景とか見た時に感じるんですよ)。もし当時のつかこうへいの映像記録なんて見たりしたら「うわー!何やってんだ!」って悶絶しちゃいそう。つかの舞台は「洒落てて」「田舎くさくて」「メタ的」なセリフが特徴なわけで、それが見事に「80年代」にすっぽりハマったわけですけど、だからこそ、そのまま今やると恥ずかしい感じがするし、ましてやその稽古なんて言ったら……。戯曲(つかは初期ぐらいしかまともに戯曲を書いていなかったから、戯曲としての出版物は基本舞台の書き起こし)を読みながら、記憶の中の舞台を思い出すのが一番正しいこの本の楽しみ方だとは思いながら、半分ノスタルジーで読んでいます。つか芝居を観てない人には伝わりづらい。やっぱり「ライブ」を売りとする劇作家(中でもつかこうへいは特別に)って継承されにくい存在なのかなあ。

● 東京都の給付金、今月末締め切りのやつがあるんだけど、どうも先日申請したお返事もらえてから、という順番が正しいみたいなので必要書類を用意してもうちょっと待とう。10日くらいはかかるだろうから……なんとか月末に間に合うといいんだけどな。

● 流れに任せて生活しているけれども、たまにはちょっとした抵抗も試みたい。昨年は「新しいこと」が何も始められなかったから、今年こそ、だと思っているんですよ。お金になること、ならないこと。どっちも。

● 明日は作業の合間を縫ってすっかり見る機会を逸していた『キングスマン:ファーストエージェント』行ってきます。マジで、これ『呪術廻戦』と『スパイダーマン』のヒットで早々に畳んじゃう案件でしょ!