● 今夜はオタク大賞マンスリー 「速報!オタク大賞2021大予想〜大賞はこれで決まりだ!〜」の配信も終わってひと段落。あ、配信見逃した方はこちらから。ニコ生会員だとあと1週間視聴できるみたいです。あとは明日の取材に備えて各種準備。初めて会う人だし、ちょっと強面の印象があるだけにいつもより緊張気味。うまく行くといいんだけどな。学校の2個上の先輩なんだよな……。
● 今日は一日、雨も降って寒ったから家に引きこもりでデスクワーク。年末ダラダラしてしまったおかげで、すっかり中小企業庁の支援金申請ができず、チャンスを逃してしまったので今日は気合を入れて最後のチャンス。東京都の月次支援給付金の申請!今月の仕事も量は多いようで収入的には全然足りないから、これで少しでも支援金が出るといいな!
● メビウスモデルから『2001年宇宙の旅』のアリエス号のプラモ?!やったー!すごいぜ!正直、ムーンバスの次にかっこいいやつ!と、思ったらそのスケールにびっくり。1/48?直径35cmはデカすぎて持て余すよ!!そして値段も46,200円!凶暴すぎる!!スケールダウンさせて、庶民にも買えるサイズのキットにしてくれませんかね。それだけを願います。
● そういやガチャガチャの「HG仮面ライダー classic」第二弾こないなあ?年末発売の予定だったはずなんだけど……。ちなみに去年「お!これは!」と思って購入した「GPシャドウアート・ウルトラマン」オープニングのシルエット好きなので盛り上がって買ったんですけど、LEDの付いた透明パーツを組み立てて黒いシールを貼る構造になっているんですよ。これがライトアップした途端に透ける!!(写真だと、カッコよく見せるためにコントラストいじってますけども、実際はもっとガッツリ透ける!)これはもうちょいシールの材質をなんとかしてほしかったよねえ。

● 全然知らなかったんだけど、今週末に竹書房から「80sリアルロボットプラスチックモデル回顧録」って本が出るんですね。この手の本で、今どきSNSに情報が流れてこないってどういうことかなと思っていたら、あさのまさひことタルカスの五十嵐浩司共著なんで「ああ、なるほど」と思いました。著者の「クセが強い」w。クセが強いし「回顧録」と銘打っているので、それなりの著者のバイアスもかかっていることが前提だと思うんですが、そこは内容を読んでからの判断として、興味深い一冊になりそうです。テーマ的にはちゃんと宣伝すればそれなりに部数稼げるんじゃないの?
● 最近、読み直しているのが高校の頃夢中になっていたつかこうへいの戯曲や小説。ちょっと上の世代の戯曲家、北村想だとか、さらに上の寺山修司なんかはそれなりの批評もまとまっているんですけど、つかこうへいに関しては少ないんですよね。(もちろん、それ以降の小劇場ブームの鴻上尚史とか、野田秀樹になればなおさら)小劇場ブームは確かにエンターテインメント性強めなので仕方ない面はあるんですけど、つかこうへいなんかはそこまでの移行期に当たるわけで、その過渡期の要素も含めてもうちょっと語られてもいいと思うんですけども、評論読むと大概当人のルーツ(在日朝鮮人としての切り取られ方)から読み解かれるパターンなのが違和感なんですよ。少なくとも自分は、もっと直接的に「メタ演劇」として「パロディ演劇」としての「つかドラマ」に熱中していたので……。
● 小説なんかは大体絶版になってるから新規読者が増える感じはないし、そもそも、現代のポリコレ的なドラマの評価軸では取り上げづらいだろうから、まず再評価の機会もなさそうだし……。そもそも台本通りの芝居にならないから、戯曲と言っていいのかどうかわからない、台本の文字起こしみたいな書籍だったし……。でも、確かに、あそこにはつかこうへいにしかない「カッコよさと潔さ」があったんだよ。少なくともあそこまでブームになったんだから「芸術的な評価が低くとも」、演劇界にもたらせた影響はでっかいわけで、でも「論」が少ないから今日に繋がっていなくて……。ああ、もどかしいんだよ!演劇界におけるピープロみたいなものかな。