● 昼から、夜勤明けの彼女の用事に付き合って新宿まで。特に用事はないけど無印良品で噂の「フランス産じゃがいもポテトチップスガーリック」を購入。なんかお上品なパッケージだけど、こいつとんでもないですよね。

● 袋を開けた瞬間にむせかえるレベルの強烈なニンニク臭!これ、すりおろしたニンニクレベルじゃないですか!その凄さ、ハートチップルを超える!ここまでガーリック臭の強いスナック菓子なんてありました?とにかく下品極まりない、無印良品のポテチ。ニンニク好きはトライしてみてくださいよ。呆れるくらいだし、食べた直後に歯でも磨かないと人に会えないけど。

● 今日も「ウルトラマンZ」面白くて満足。ゴモラも意味のある配役になっていて、「出てきた甲斐がある」。旧怪獣の扱いって、こういうの大事だよね。いくら好きな怪獣でも、意味なく登場しちゃうと残念な感じがするけど、「あ、今回はこういう立ち位置なんだ」っていうあたりがわかると納得できるし、なんなら新しい怪獣の血脈の発見すらあるんだから。初回の小さなゴメスも、ネロンガも!

● というわけで、実は結構買ってはリペイントしているウルトラ怪獣ソフビ、ゴモラは買ってなかったんだけど今回の出演を記念して買ってきました。これをまた塗装して遊ぶわけですけど、それでゴモラの体色について考えていたんですよ。ゴモラって茶色!ってイメージありますよね。『ウルトラマン』の映像を見ても、かなり赤茶色だし、新造の着ぐるみも「茶色」。「80」のゴモラⅡを除けばみんな茶色なんで、それに倣って現行のソフビも茶色なんですよ。でもそこにいまひとつ納得がいってなかった自分がいるんです。

● オレたちの世代は怪獣に一番触れることができるのが、ソフビおもちゃと並んで数々の怪獣の本。怪獣図鑑とか、雑誌の特集記事とか、5円引きブロマイドなんですよ。なんたってビデオがないんだから。だからガマクジラのイメージは怪獣図鑑に乗ってる定番の写真(正面から撮影したアレ)から「オバQみたい」だと感じていたし、サイゴはトタンの波板の倉庫の前にいる怪獣!なわけです。で、ゴモラの話に戻りますけど、ゴモラ関連の写真みると全然茶色じゃないんです。テレビでみると茶色だけど、写真で見たらグレー!

● これは、2011年あたりに売られていた講談社のムック、ウルトラ怪獣コレクションの5冊目「ゴモラ」の中の1ページなんですけど、茶色、には見えないでしょ?これなんですよ、原体験のゴモラのイメージ。大人になって「あ、これは現像の際に『青かぶり』して、こんな色になっちゃってるんだな」とか推測するわけですけど、子供の頃に親しんだビジュアルなので、むしろ茶色いゴモラより「オレのゴモラ」なんですよ。

● で、今日「ウルトラマンZ」観てる時、改めて意識したら体色は茶色だと思うんですけど、土埃を被っちゃってるせいで、かなり明るいバフ系のイメージ。グレーとは言えないけど、赤茶の印象はないんですよ。あれ?ひょっとしてグレーで塗っちゃってもいいのかな?って。それで、リペイントしたのがこれ!ゴモラ5円引きブロマイド青かぶりVer!

● 茶色いイメージもぼんやりと感じられるレベルで残しつつ、基本はグレー塗装です。グレーに、ダークブラウンでスミ入れ、薄めたダークアースでハイライト部をボカして塗ってみました。いわゆるグレーゴモラと茶色ゴモラの折衷版。いいじゃん!ゴモラって実はこんな感じじゃん!って個人的には大納得できたんですけど。みなさんは、ゴモラを何色で塗っちゃうかな?

● ちなみに講談社のムック、ウルトラ怪獣コレクションはDVD抜きの電子書籍バージョンが400円で購入できるんですが、紙で買うよりも良いのはiPadで目一杯まで拡大して見られるところ。網点が出るわけでもなくバッチリディティール見えるので写真関連の電子書籍はほんとおすすめです。