●今日は朝から局で、珍しく面倒臭い打ち合わせ。例の記者会見対応だそうで、問答無用にお上から1.5倍にコーナーボリューム増量。なんで?っていうまま、お仕事に邁進。いつもならシンプル極まりない「プロデューサーの意向」に沿ったオリエンがあって、粛々と目標に向かって作業をするわけなんですが、今日のは流石にちょっと複雑。他番組との兼ね合い、芸能事務所との兼ね合い、タレントとの兼ね合いなんかがモヤっとしたまま進行するので面倒なのです。ただ、これはあくまで「人間関係」としての問題なんです。圧力的なものではありませんのでご安心を。ネットの皆さんは疑り深いからなあ。

● あと、昨夜の松ちゃん以降、吉本興業が裏で糸を引いてる、なんてこともないと思いますよ?ましてや政府とつるんで選挙翌日に記者会見をぶつけた、なんてことはないでしょう。そういう陰謀論を夢想する人も多いけど、そこまで狡猾な企業じゃないことは今日の記者会見観たらわかるでしょう。このゴタゴタに関しても「その言い分で世の中が納得すると思うなよ」というところがあるじゃないですか。芸人サイド、会社サイドの言い分が食い違う箇所があったりして真偽のほどは実際わからないとは言え、ヤクザまがいの恫喝をしそうなブラック企業であることはまあ体質としてそうなんでしょう。そういう対応のずさんさからも伺い知れるように、あの会社運営は「天然で酷いだけ」なんです。プラスして、質問投げてる記者に割とボンクラが多い印象ということもあって、結果がああいうことになるんです。みんな陰謀論に行っちゃうのは、そこなのかなー。

● あと、一応、ここ読んでる人だけに伝えておくけど、ワイドショー、芸能番組であっても「事件報道」に関して言えば「芸能事務所への忖度」なんかはほぼないですよ。20年前は知らないですが、今時は世論に寄り添うことの方が前提で、放送内容も番組プロデューサーの腹づもり次第。ネットでは「民放が吉本の株を所有してる」なんて話は放送できっこない、どうするんだろ?」とか期待していたみたいですけど、現場は出てきた真実を隠蔽したりするような空気はないです。ちゃんと放送もしてたし、なんならゲストとの打ち合わせでも「うちとして多少バツが悪くても、話したければOKです」ってことで運行しますよ。だからネットの人たちが眉をひそめるほどの「隠蔽体質」はないということ。ただ「火もついていない芸能界の闇を暴く」なんていうことはわざわざしないですけども。「あれは放送できないだろうな」ってTwitterで嗤っていたリベラルな論客の人たちは、その後「言い過ぎました、すみません」って謝ったりしてないのかな?

● 仕事だから番組作ったけど、個人的には、もういい加減この問題、テレビでやらなくていいわあ。いい加減、興味ない!(今週、命令されたら作る。ごめん。仕事だから)

● テレビの話ばかりでつまんないでしょうから、先日、中野の「らしんばん」で1800円で売られていて思わず買ってしまったおもちゃ(プラモ)を貼っておきますね。みんな大好き、MPCのエイリアンです。懐かしいこのパッケージ。シュリンク、未開封品。最高にかっこいいですよねえ。

● もう何度も作ったけど、現在はこのキット以上に素晴らしい立体物が山ほどあるので、多分このキットを作ることはないです。もう、パッケージ欲しさに買っただけ。飾り物の箱です。そこに1800円。安いと思うか、高いと思うか。まあ、個人的には大好きなパッケージ の「複製原画」を買ったと思っていますよ!大好きな箱を飾る!という娯楽。

● ああ!ザメル、プラモで出るのかと思ったらロボット魂か!2万か!でも、ザメルだからなあ。欲しいなあ。ザメル。置くところないなあ。

●今日も45円タウリンで頑張る!