● 今日は昼から取材に出かけて夕方帰宅。夕方からめちゃ冷えてきた!あまりに冷えるので、今夜はレトルトのクリームシチューにレンチンしたじゃがいもと、鶏肉炒めたのを投入して煮て、ずぼらクリームシチュー。でも、レトルトのクリームシチューってそんなに需要がないのか、棚に並んでいないスーパー多いんですよ。季節的に、そろそろ並び始めると思うんですが、カレーに比べたら全然選択肢が狭いんです。よく行くスーパーで見かけるのは「HACHI」の激安シチューか、「シチュー曜日」くらい。実は具材さえ加えればちゃんとおかずにも、主食にもなるし、パスタやうどんにソースとしてかけても美味しいんですよね。レトルトシチュー、もっと売って!!
● ブラックフライデーのプレセールが始まっています。Kindle Colorsoftも25%オフ。カラー化されたディスプレイがどの程度のものなのか、まだわからないのですが、雑誌やムックなど写真の大事な書籍を読むには結構重要なんで、気にはなっています。今は、文字ベースの小説、書籍、マンガはKindleで、ムック、雑誌はiPadで、と使い分けているのです。カラーになってページめくりの挙動とかが劣化するようだと本末転倒だなと思いながら、次の買い替え時には!!
● あと、Wacomの板タブ、Intuosの入門機がほぼ半額6000円台だ!サイズもMediumだからとりあえずは十分だし、CLIPSTUDIOの2年ライセンスが付いてくるところもありがたい。物価も上がってきただけに、久しぶりに1万円切ったWacomタブレット見た気がします。自分は「よし!」と思って絵を描く時はiPad使ってますけど、web会議なんかで板書したり、簡単なレイアウトをその場で描いてみせたりするのに、ペンタブあると便利なんですよ!今は友人からいただいたIntuos、10年くらい使い続けているんですけど、未だ現役です。
● 夜は、文字起こし作業をサボってマンガ読んじゃいます。永井豪が勲章もらっちゃった、という記念の年になったので、この機会にダイナミックなマンガを読もう!と選んだのが、いわゆる連載当時復刻版をうたった『デビルマン-THE FIRST-』。雑誌サイズで、後期になって書き足された箇所はすべてカット。加筆修正された部分も連載当時にだいたい戻してある、というところがポイントなんですけど……。この「だいたい」のところが中途半端でもどかしい気持ちではありますね。予告カットとかはそれなりに削ってあるので「ん?」というところはあります。こことか、レイアウトが不自然なので調べてみると、連載当時は、下4分の1は広告カットが入っていたようですし……。

● セリフも「さーこい!負けないぞキチガイども!」が「さーこい!負けないぞ暴漢ども!」に修正されたままです。それでも、加筆部分がカットされたので「タッチの変わったシーン」がないためトータルとして「違和感なく」読めるのは確か。実際、加筆して情感を盛り上げているところもあるので、それはお好み次第ですね。ラストのサタンとの戦いへの流れは驚くほどあっさり(後年描き足された美樹ちゃんの首を埋めるシーンとかは無し)しているんですけど、自分にとっては「むしろクール」と感じられます。また、カットされていて読めなかった部分が復活しているところもあり、そこが見どころ。アニメ版ザンニンみたいなやつのシーンとか、愛蔵版だとバッサリなくなっていたと思うんですよ。

● 愛蔵版ではここもないんじゃないかな。

● 代わりにシレーヌの入浴シーンとそれを眺めるカイムのカラーの新規カットが挿入されていたでしょ。だから、さっぱりしているんですけど、カラーと言えば当時のカラー扉が再録されていることは大きなメリットですね。

● 自分は連載時に「少年マガジン」でリアルタイムで読んでいたこともあって、やっぱり「嬉しい復刻」だったことに違いないんです。「デビルマン」の単行本って今も文庫含めて我が家には何バージョンかあるのですが、結論としては「どれも読んだほうがいい」としか言えない……。加筆からすでに20年以上経っているわけで、加筆版もまた馴染みのあるものになっちゃったからです。「新デビルマン」も結構好きですしねえ。いずれにせよ、『デビルマン-THE FIRST-』は連載時完全復刻ではなく、「連載当時に可能な限り近づけた」ものなので、過剰な期待はしないこと!であれば、価値ある刊行、ということでほくほくした気分で読むことができますよ!(『デビルマン-THE FIRST-』復刻からも、すでに7年経ってる)オレは、今、ほくほくしながら読んでる!
● ちなみに、このシリーズは連載当時順に掲載されてる少年マガジン版『バイオレンスジャック』も貴重なので単行本勢は、これで読み直すと新鮮です!後年のコミックスで読み慣れていると「あれ?当時はこうだったのか!」と思うところ多数です。(なぜ『ガクエン退屈男』はサイズを小さくしてしまったのか?!)
