● 先週の金曜の京都行きから始まった強行軍の疲れが、今日の夕方になってどっと出てきた感じ。喉は痛いし、体もだるい。昨日は平気だったのに、やっぱりテンション上がってた名残で持ちこたえてたのかなあ。歳をとった時の、疲労のタイムラグってすげえなあ。ロボット対怪獣コミックの古典とも言える、ジェフ・ダロウとフランク・ミラーによる90年代の名作『ビッグガイ アンド ラスティー』の待ちに待った邦訳版が届いたのですが、読み出す体力も残ってません。

● 表紙を見ただけで、その作画の密度を感じます。鉄人28号的なロボと、アトム的な少年ロボットがコンビで怪獣と戦うという、実に「日本のアニメリスペクト」なムードのアメリカンコミックです。舞台となる東京の描写もすごい!

● ただ、ちょっとトホホと思ってしまったのはカバー折り返しにあるキャッチコピー。「シン」ってのが、ご時世か・・・。

● 「ラ・ラ・ラロボット少年」ってのは、ひょっとして「ラ・ラ・ラ科学の子」の引用か?ご時世つながりで言えば「ラ・ラ・ランド」みたいな気もするし、いずれにせよ、雑誌ではない「書籍」の表現としては時代におもねり過ぎなんじゃないかなあ、という印象です。

● なんで、そんなこと思ったかというと、先日ツイッターで「カリオストロの城」劇中の「お友達になりたいいわー」が「金鳥サッサ」のCMのフレーズだったとか、劇場版『銀河鉄道999』の鉄郎のセリフ「This is a pen」が荒井注のギャグだったとか、『マジンガーZ対暗黒大将軍』のゴーゴン大公の台詞、「けっこうけっこう大結構」の元ネタが「日光けっこう大和観光」だったとか・・・そういうのを読んで、当時は時流に乗ったセリフでも、後世になれば「謎のセリフ」になるだろうなあ、と思ったからなのでした。
● あと、今日、知っったのは予告編などはすでにおなじみ、トムクルーズ主演の「ザ・マミー」をとっかかりに、ユニバーサルが往年の怪奇映画をリメイクするシリーズをスタートするという話。「ダーク・ユニバース」というんだそうで、第二弾が『フランケンシュタインの花嫁』。『透明人間』(主演はジョニーデップらしい)。『フランケンシュタイン』と続くそうで、マミーにも出演するジキル博士(ラッセル・クロウ)が通しで登場するキャラクターになるんだそうです。
● 今夜は、怪獣チャンネルの編集をしようと思ってたのですが、やはり、ここは寝ておいた方がいいように思います。取り急ぎ、キャストさんからいただいた、イベント時に新発売された新製品、泳ぐゴジラがあまりにカッコよかったので撮影してみました。こんなにかっちょいいギャレゴジの立体、しかも泳ぐ奴は世界中、キャストさんだけだ!

● おやすみなさい!
