● 「LADY-最後のプロファイル」、3話まで観続けたんですが、可能性が見えてこないですね。やっぱり、プロファイラーという仕事内容が明確化されないのが、一番の弱点。現実に、どの程度まで捜査内容に干渉するものなのかは知らないんですが、ドラマ内では、あり物の資料と、過去の犯罪記録からの分析というレベルがメイン。で、現場に何度も足を運んで……って感じなので「熱心な刑事レベル」の仕事としか思えないんですよね。で、実際に犯人の絞り込みになると、途端に「想像」に頼るはめになる。(証拠を見つけてくる事になると、モロに単なる刑事ドラマになっちゃうので)これが、毎回説得力がないんですよ(ノД`)。なのに、現場の刑事たちに向かって「捜査してください!絶対そうなんです」的なアジテーションするから、視聴者としてもドン引きなんですよ。「なんで、おまえの想像」に頼ってそうさしなきゃなんないの?」と。犯罪プロファイルで、スカッとドラマを見せる事って難しいと思うんですが、見事にその壁にぶち当たっちゃってます。同シーズンに、内容、テーマともにもろかぶりのフジテレビの「CONTROL~犯罪心理捜査~」の方は、フツーの刑事ドラマ(「ガリレオ」みたいなのを目指してる)のパッケージにして本題から逃げてるけど、結果として、心理捜査が「わりとどうでもいい」ことになっちゃってますしね。

● やっぱり、このあたりの原因っていうのが「心理学」とか「社会学」ってのが、あくまで統計を頼りにしたものであって「科学」じゃないってとこなんだと思いますよね。結局「確率」という形ででしか結論を出せないものだから、プロファイルには不確定要素が常につきまとう。言い方悪いけど、「心理学」極めた先が「頭のいい占い師」だったりするのが現実だもんなー(心理学や、占い師の存在を否定するわけじゃないけど)。「モノゴトを解決」に結びつけるドラマとしては、実に扱い方が難しい題材ですね。

● 1月からの番組だと、今日は「魔法少女まどか☆マギカ」を3話まで視聴。今風の、オタク的世界観の魔女ッ子ものなんだけども、適度に歪んだ感覚は「エイリアン9」に近い感じ(顔がつぶれた饅頭顔のキャラって事もあるんだと思うけど)。嫌いじゃないんですが、面白いとはまだいいがない感じ。それにしても、異界のビジュアルを、劇団イヌカレーがやってるというとこが気になります。微妙に、絵としての気持ち良さが感じられないんですよ。実験的だとは思うんですが、少なくとも今のとこは「お話」を邪魔するようにしか作用してないなあ。

● アニメと言えば、4月から始まる「ドロロンえん魔くんメ〜ラめら」のキャラ紹介が、さらに細かく発表されてますね。木村貴宏版の豪ちゃんキャラも、なかなか可愛いです。えん魔くんが田中真弓。元気な男の子主人公って、田中真弓で間違いなし、みたいな事になってますよね。まさに、あの時代の野沢雅子の位置に、田中真弓がいるんですね。納得だけども。カパエルが子安ってのは、オカルト学院観てたから、よくわかった!(’∀`)。でも、雪子姫が能登真美子ってのは、ちょっと意外。そんなにほんわかしてて大丈夫なのか?

● 新しいPSP情報出てきましたね。噂レベルではなく、日経の記事だからかなり確かな情報なんでしょうね。なんと3G回線(DoCoMoの)を使うとは驚き。これが、噂のPSP-Phoneか?と思ったら、そっちはまた違う(通話出来る方は、アンドロイド搭載で別との事)らしい。結局は2機種出るのか……。しかし、この3G回線は優良なの?PSPで、DoCoMoに毎月のパケ放題とか払うはめになるとしたら、なんとも、微妙です。キンドルみたいに無料にしてくれるか、さもなくば、iPad同様、wifiモデルとかも用意してもらいたいなあ。

● なんか、フツーだったら絶対にこんなニュース読む事もないと思うんですけども、オタク系ニュースサイトとかでやたら取り上げられてたので、読んでしまいました。「制服高の女子に黒タイツが人気で、学校側もジャージ履いたりするのより良い、と好評か」という文脈の長野のニュース記事。一般的には、超どーでもいいんでしょうけども、オタク的には「これ!大事!」って事なんですよね?オレも、ジャージより、黒タイツの方が断然可愛いと思うので大歓迎ですけど(’∀`)