● 昨夜、朝方まで仕事してたわりに、日々のリズムで10時には起き出すという、昔の自分からは考えられない行動。なんだ、年とったのか?いや、違う、社会人として成熟したのだ!と、自分に言い聞かせ、おかげでなんだか眠気がとれないのに関わらず、朝めっちゃいい天気だったので中野まで買い物に出かけました。これぞ、4月の陽気ですよ。半袖でオッケー。この天気なら、明日はスーフェスに出かけよう!
● 今日、紹介するおもちゃは「おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展」の日本館のカタログに付録としてついた、なんだかよくわからないフィギュア(笑)。「新横浜ありな(キャラ名だと思うんだけど、誰も覚えてくれなかったよね)」(幻冬舎・海洋堂/2004)。原型は、大嶋優木。ノリにノって作ってる感じが伝わって来るテンションの高さ。いわゆるガチャサイズのヴィネットに、これだけの印刷技術、塗装技術を動員して、すさまじい密度感です。開催後、日本ではカタログが幻冬舎から全く同じ仕様で書店売りされました。今見ても、スゴいや、この「狂い」っぷり。
● この時の展示テーマは「趣都の誕生 萌える都市アキハバラ」。正直、テキスト読んでも全くピンとこなかったですね(’∀`)。ま、そういう展示内容とは別のとこで、岡田斗司夫だとか、村上隆だとか、ついでにあさのまさひことか、若いオタク層には仮想敵とされる面々と蜜月関係にあった海洋堂は、当時「オタクを金儲けの道具にしてる」というような文脈で、わりと若い世代からの反発受けてましたね。個人的には「現代美術だか、クールジャパンだか、うそくさいのはわかってるけど、面白いからどんどんやれ」状態だったオレには、若い世代の気持ちも、逆にピンとこなかったんですよね。妙なテンションの立体物が面白いから、それでOKだと思ってた(笑)。少なくとも、このフィギュアが世に事だけでも価値あったと思います。
● 今日は、萩尾望都が2012年春の紫綬褒章を受章ってのもニュースになってましたね。めでたい。少女マンガでは初との事。確かに、文化的貢献度はあるし、作品クオリティも申し分ないし。ただ、手塚治虫も、石森章太郎も、藤子不二雄も、もらってないんだよなあ。紫綬褒章のラインナップ、基準がよくわかんないですね。ちなみに過去やってたインタビュー番組で、水木先生、ちば先生、赤塚先生、松本先生はインタビューさせてもらってるから、あの番組が続いていればなあ・・・と、イマサラ思います。萩尾望都をカッコ良く盛り上げる放送作家としては、オレ、悪くないと思うんだけどなあ。
● 「探偵オペラ ミルキィホームズ ダメダメ生活具なしカレー 20個入りカートン」が、なんと16,800円で販売されてるという事実(笑)えーと、1食分、840円!トレカ付けてるからって、強気値段設定だなあ。
● アスキーの研究所が発表したテレビ視聴の傾向がわかる6つのポイント、なんだか、イマサラな結果しか出ていなかったけど、マトモに機能してんのか?という気持ちに。前段にある「テレビは主婦メディア、専業主婦が視聴率を上げている」「テレビは「個メディア」になっている 1人で見るモノ」「録画機能付きテレビで録画文化が変わってきている」「20代のメディア行動はかなり特徴的」あたりは10年前くらいからテレビ業界では当たり前のように語られて来たし、他メディアでもさんざん書かれて来たんじゃなかったか?ラストの、世代事の番組の傾向、サンプル番組の例が特殊すぎて全く合点がいかない。アニメ好きの見る代表的番組が「咎狗の血」フリーターの見る代表的番組が「うたの☆プリンスさまっ♪」って、偏り過ぎ何じゃないかと(’∀`)
● ・・・しかしなあ、朝方までやってた構成仕事、出口が見えなくなって来た。依頼主は「とにかく、全面的に押せ押せで、全肯定しちゃってください」というドキュメンタリー台本なんですが、要素多過ぎて入らねえ・・・。どこまで誉めちぎればいいのか・・・。時間を理由に、要素カットすると「もっと誉めろ、もっと押せ」と言われそう。依頼主というのは、どこまでも欲深いもんだぜ。