●気になって録画しておいた『SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』、まだ観てなくて、やっと視聴。やっぱり、堤監督だなーという第一回で、なかなか面白かった。まず、キャラの立て方が正攻法。しかも、ひとクセある設定作りが上手いです。戸田恵梨香に気持ち悪い女刑事、加瀬亮に軍人っぽいトラウマ刑事という割り振りもユニークだし、キャストも期待に応えてがんばってる。『トリック』を彷彿とさせる!キャラドラマとしては、多いに満足できます。ただ……お得意のカメラワークとトリッキーな編集は、ちょっと効果が疑問?(特に今回、スロー&リバース、みたいなカットが多いんだけどあまり意味ないし、リズムも悪い)謎解きが「名探偵コナン」レベルなのが、ちょっと食い足りないけど、まあこれはいつもの事か(少量のカリウムを皮下注射したところで人は死なないと思う)。でも、キャラが面白いので、また観るつもり。

● あと『それでも町は廻っている』も観ちゃった!新房監督の新作。オープニングは、いつもとちがった新房タッチだけど、充分に楽しい。あと、主人公の女の子の声が、ソウルイーターのマカと同じ、素人声の小見川千明。マカのときはづかと思ってたけど、声質は嫌いじゃないし、むしろ、このキャラには合ってるかもしれない。可愛らしくていいんじゃないでしょうか。面白いかどうかは置いといて(笑)。新房監督お得意のエンドカード、いきなり聖悠紀なのには驚いたけど(’∀`)。マンガ読んだこと内ので、この先どうなるかには興味あります。こちらも、もうちょっと様子を見て視聴していくつもり。

●『おとめ妖怪ざくろ』は、原作のマンガを3巻まで読んでみました(彼女が買って来たので)。マンガは、結構乙女気分で面白いです。問答無用で、キャラクターのカップリングがなされているんですが、それ前提に各カップルの成り行きをドキドキしながら眺めて、幸せな気分になれます。絵も可愛いしね!で、一方、アニメの方は、いきなり2話からオリジナルエピソード(原作がまだ進んでないので、エピソード増やすのはいたしかたないと思うんですが)なんですが、原作にあるほよよーんとした感じが薄くて、ちょっと残念かも。作画のクオリティも高いんだから、もうちょっと情感で見せられるシナリオでもいいと思うんですよね。

● 昨日、パーティー会場で話していて、自分でも驚いた自分の発言なんですけど「Appleのリンゴマークって、なんかオシャレな事になってるけども、純粋にデザインとしてみたら、それほどカッコ良くないよね」という話。もちろん、オレは、クリクリボールがすぐ詰まってどうしようもなくなり、3回買い替えた挙げ句に使うの止めたMighty Mouseだって、「カッコいい」と思っているような熱心なAppleフォロワーだし、AppleのOSに関してはほとんど信者にも近い状態で接しているわけです。あと、appleIIから続く、マシン筐体のデザインに関しては、やっぱり他メーカーと比べて抜きん出てオシャレ!と思うわけです。

● でも、ですよ、なんかあのリンゴマークは心の底から「カッコいい」とは思わないんですよ。これが、神に逆らう言動である事を自覚したうえで(笑)。

● そりゃ、富士通とか、東芝よりはイケてると思うけど、「悪くはない」レベルだと思うんですよ。もちろん、リンゴマークの背景にある物語(コンテクスト)がカッコいい、というのは大前提であるわけで、トータルすれば充分、信仰の大将になるとは思うんですけども……。マークのデザインだけでいったら、個人的には今は亡き「IBM」の方が「デザインとしてはカッコいい」と思うんだけどなあ。この絵文字パターンとかも可愛いし、シャレてる。

● ただ、会社の背景に軍事産業の闇があるあたり、諸手あげてカッコいい!とは言えないところ……。あと、シリコングラフィックス!

● 90年代のINDYとか、デスクトップ機の格好良さも含めてオシャレだな、と思うし。ま、Appleのリンゴマークはそんなにカッコいいとは思わないって話なんですが、少なくともMicrosoft関連のマークの意匠は全てにおいて「それ以下」にカッコ悪いので、そこんとこガンバって欲しい。(特に、寄生獣みたいなxboxのマーク)

● HTBの「onちゃん」のアニメなんてのがあるんですね……。なんか、色々とぞんざいな感じがするんだけど……大丈夫なのか?一度くらい観てみたい気になりますよ。うわ!onちゃんのCVは、田中理恵さんなのかー。金朋さんも出てる。