● 今日は稼いでもいないくせに、重い腰を上げて『SANDLAND』観てきちゃいました!
● 面白かったよ!シャレた感じと、メカバトルがいい塩梅。鳥山明の『Drスランプ』がジャンプにいきなり連載始まって「なんだ、このセンス最先端のおしゃれマンガは!」と思ったあの感覚が蘇ります。鳥山キャラを3DCGへ落とし込むスタイルも絶妙。キッズも楽しめるけど、ハイティーンから上のオタクも違和感なく取り込める世界をちゃんと作ってるところが偉い。導入の軍用トラックを襲うあたりの描写に「さあ、鳥山ワールドなんですよ」で済ませず、作品独自の足場を固めていくあたりは「丁寧に作ってるな」と思いました。それこそ、ガンダムオリジンとかで培った3DCGの表現力がちゃんと活かせてて、「サンライズの作る鳥山明ワールド」という主張も感じますね。現代的なテーマにもちょこっと触れつつ、冒険活劇に振り切ったサービス精神。観終わって、隣席の小学生女子&お父さんが「あー面白かった」って言ってる空気。この感じは、昭和の「東映まんがまつり」の看板になる長編まんが映画に近いです。「空飛ぶゆうれい船」とか「ながぐつ三銃士」あたりのあの感じ。山路和弘の声も聞けたし(なので、ステイサム成分もなにげに補給できる)楽しい時間を過ごせたので、観て良かった!です。
● 当然、登場する戦車。「そういえばバンダイからプラモ出るんだよな!作りたい!もう出てるのかな?」と思って調べたら発売は来年……。この前、ビックカメラに展示してあったのに、そんな先の話だったのか。売るなら今だろ!あー、まんがみたいな戦車作りたい!ってなる映画でした。プラッツの悪役1号も絶版で手に入らないし……。今は、航空機(架空のだけど)作ってて、工作ノウハウがまるで違うから雰囲気も味わえないし……なんという間の悪さ。
● あと、大画面で予告編見てわくわくしたのは『ゴジラ-1.0』と『沈黙の艦隊』。『沈黙の艦隊』なんて映画にするって聞いたとき「えー?無理でしょ」と思ったはずなんだけど、いざ大画面で観ちゃうと「やっぱ、これは観なくちゃ!」と。だってあの大将軍・王騎がニヤニヤ笑って「んふ!独立国やまとの建国を宣言する」みたいなこと言ってんですよ(オレにはもはや、そうとしか見えない)!面白いでしょ、それは!!
● あ!「アクアマン」の新作の予告編が出てた(劇場ではかからなかったけど)!最初のアクアマンでカマセ役的な扱いだったブラックマンタがものすごく強設定になってて、それもいい。ブラックマンタはかっこいいですからね。しかし、世間的にはともかく、あんまりTwitterのタイムラインでも見かけなかったけど、アクアマンへの期待、それほどでもないのかな?この予告編、相当面白そうなんだけど、まあ、アクアマンだからな。オレはなんか変な映画ばっかり作ってるジェームズ・ワンがシリーズ続投ということで、楽しみにしてるんだよ。
● ちょっと気になったのは、『トリリオンゲーム』がドラマに続いてアニメになっちゃうこと!池上遼一作品ってこれまでアニメになってないもんね。あれだけの大御所なのに、先に『クロマティ高校』の方がアニメになっちゃったし。「原作マンガに絵を近づけることに執心」する風潮があるイマドキのアニメ、ともすれば「窮屈だったり」「アニメーションとしての遊びが出来なくなる」面もあるんだけど、池上遼一の絵をアニメにするには「いい時代」なんじゃないかとも思うんですよ。アレンジすることで、あの雰囲気が崩れちゃうので。池上遼一のキャラクターが動く、ってなんかすごいことだぞ!(と、福本伸行のキャラクターが動いたときにも思った)。みんな、ファンは「お手並み拝見」の気持ちで楽しみにしてるんじゃないかな。本当に動くのか?あの絵が!!祝!初・池上遼一アニメ!!
● 久しぶりに松屋に気になるメニューがあったので食べてみることに……。鶏肉飯(ジーローハン)。ほぐした鶏肉にネギ醤油ダレ、って書いてあるかrあ「ほう、どんなものかな?」と思って頼んでみたんですが、鶏肉が少ない!!鶏肉なんだからもうちょい量を増やして!!世知辛い時代だよ!!
● ただ、鶏肉はあんまり関係なく、甘辛のタレとキムチと温玉は混ぜて食べたら美味しかったです。そりゃそうだ、美味しいに決まってるやつだから。まあ、松屋だったら牛めしを食べておくのが無難ですね。
● あー、カバンになにか入ってるな、と思ったら『SANDLAND』でもらった入場特典のアートカードだった。
● ちくしょー、カードは要らないから戦車作りたいな〜。堅苦しくないやつ。