● ついに始まった新しい仮面ライダー『仮面ライダーガッチャード』!1話を観終わって感じたのは「何もかにもがざっくりしてんな」でした。どこかで観たキャラ、どこかで聞いた設定、どこかであった関係性。全てが「マンガ、アニメにありがちなお約束で動いている」ので特に理屈はないんですけど若者には「なんとなくわかる」ので、問題無いってことなのかな?でも、オレは、それはヤバいなあと思えるんですけど。お話をすすめるキャラクターの意志も曖昧にしたまま、おもちゃが光って、音を出して、勝利!それで1話を収めちゃうのは、子供向けジャリ番としても寂しいんですよね。もちろん、スポンサー的なおもちゃ、各キャラの紹介という時間的な制約があるだろうけど、それで「ドラマ尺」なんて残ってないっていう判断になっちゃうのはさすがになあ……。長谷川圭一、アニメだと「シリーズをまとめる話」を描いてきた実績はあるし、監督田崎竜太は安定のライダー経験者。この二人を持ってきても、ここまで「ざっくりした」第1話になってしまうのか?と、ここから1年の行く先が怖くなりました。(戦隊は良くも悪くも「そういう事情と戦ってる気がする」んですけども)
● 印象に残ったのは、ヒロインが絶妙に「地味」顔!衣装負けしちゃってるんでしょうか。いや、地味カワという言葉もあるので、その路線を邁進して新たなファンを生み出してほしい(オレもこの先、好きになれたらもっといい)。あと、「ある用務員」観た直後だったので、妙に既視感有りましたね、あの先生。意識したのかな。
● ニュースサイトで見た自衛隊の最新装備。これって実際にあるものなの?それともイメージって但し書きあるから「活躍想像図」なの?CGで何でも作れちゃうから、画像が載っていても鵜呑みに信用できないんだけど!しかし「対空電子戦装置」って、本気で未来の兵器って感じがします。形状は1966年っぽいけども!もう、アリイでも、フジミでも、プラモして出しちゃえよ!!
● 最近各所で、藤村シシンという名前を見る機会が多くなっています。古代ギリシャの研究者なんですけど、もともとは「聖闘士星矢」をルーツとして同人界隈で活動してた人。近年ではYouTubeなんかで、オタ風味の面白ギリシャ話のお姉さん的なキャラクターをやってるわけなんですけど、要するに趣味から始まった研究で、いつの間にか界隈を代表する研究者として「変えのきかないパーソン」になったということですよね。ほんと、こういう人が一番尊敬しちゃう。そもそも「さかなクン」がそうだったからね。あの人も「変わり者」が、日本の「おさかな界隈」のトップとして、看板になれる存在になっちゃった。まあ、メジャーな舞台に上がれるかどうか?は、研究対象がいかに「メジャー」か?ではあるんですよね。ガイガン山崎さんは怪獣に詳しくて、面白く話ができても、今のところEテレで怪獣解説の番組が作られる可能性、低いもんなあ。
● MGガンダムMk-Vのデカールを貼り始めて、装備が着々と出来上がっています。シールドブースターとビームライフル。手を抜いて楽に作ろう!とメインカラーは成型色生かしなのに、結局、胸部形状をプラバンでフルスクラッチして成型色に寄せて調色して塗装したり、装備品をちょこちょこ塗り分けてたり、なんか矛盾してるんだけど、結局プラモって誰に頼まれてやるわけでもない、自発的なものだから「気分」と「アドリブ」でしかないんですよね。
● ただ、ニチアサの制作サイドが「気分」と「アドリブ」で作っていくのはだめだろ!!(白倉さんに何度も聞かされてわかってるけど、さすがにここ数年の仮面ライダーは「ほどがある」)最後に「オチ」を書いちゃったよ、もう。