● 世の中には自分の知らないマーケットの方が断然多いのは昨日書いた「Qoo10」でも明らかなんですけど、Webコミックってなんなに関心ないところでもすごいヒット作がどんどん生まれてるわけです。そんな中で起こった事件が、昨日話題になってた『小悪魔教師サイコ』の悶着オリジナルの『小悪魔教師サイコ』は「ピッコマ」年間ランキング「ピッコマ BEST OF 2022」マンガ部門の3位になった話題作なんですが、原作、作画と別れていたところがひとつのポイント。原作の権利を持った管理会社が、まだオリジナル作品が進行中なのにもかかわらずLINEマンガの縦読みコミックとしてリメイク。そっちは別の漫画家が作画を担当するわけです。オリジナル作画を担当した合田蛍冬さんが「これはややこしいぞ」と後発のリメイク作のネームチェックをすることになったんですが、そこで「オリジナルの模倣(?)」「トレース(?)」が発見されてオリジナル作家としては申し入れをしたわけです。それでも、後発作画の明らかな模倣が止むことはなく、そのまま問題に……。という経緯のようです。オリジナル作画担当の漫画家に同情します。でも、作画に著作権があるから、きちんと対応できたわけですよ。

● 自分も、少予算の番組制作で、立ち上げ時のVTRの骨格、ナレーションのタッチ、など、いろいろと作っていく一助になっていたはずなんだけど番組途中で発注は打ち切り。自分の作ったフォーマットが踏襲されて番組自体はそのまま継続していく(おそらく担当ディレクターがタッチを模倣して)、という目にあったことあがります。ああ、パクリじゃん!と思ったけど、そこをどうこうする法的な権利は構成作家にはないんですよね(著作は制作会社のものという慣例だから)。あとは、「筋を通してくれるかどうか」でしかない。実際、地上波のまともなバラエティ番組ならそんなことは一度もなかったんですよ。立ち上げスタッフにはちゃんと義理堅く、最終回まで補填してくれる。でも、Web媒体を始め、新しいメディアの、新しい世代の人達は「筋を通す」なんて「古い習慣」と切り捨てることがあるんです。「法律に則った新しい権利の形」っておそろしいな、と思うんですよ。

● 今も、若い会社、数社とやりとりをしていますがそこだけは未だにビクビクしながら仕事の付き合いをしていくしかないな〜と思っています。

● 新しいルールの話でもうひとつ。最近ツイッターで、人気のキーワードで検索かけると、全然関係ないエロい女の子のつぶやきがひっかかってくるんですね。で「?」と思うと確かにハッシュタグにキーワードをつけてる。今だったら、「処理水」で検索をかけると「#処理水」とかいうハッシュタグがついてるエッチなコスプレの女の子の写真が出てくる。なるほど、10年前くらいのGoogleを混乱させるSEOノウハウですよ!!(そっちは、どうでもいいいECサイトのデータにに山程エロい単語を仕込んでたわけだけど)。懐かしいなー!こういうズルを「ハック」って言うんでしょ?

● もひとつ、ツイッターのハックといえば、「人気のツイート」見ると意味不明なリプライが山程湧いてるんですよ。なんなら、国籍問わず!この記事の内容、わかってんのか?と言うようなリプライ。これは自分がどう思われようが関係なく、人気記事にぶら下がってひとつでも自分のツイートを視認させようって「ハック」ですね。インプレッション次第で収益が上がるから!

● ほんと迷惑で、ユーザーを不便にする「ハック」、やめて欲しいなあ。ほんにょこにょーん!

● ガンダムMK-Vをちょこちょこ組み立てているんですけど、やっぱり首の寒鴉説が気になって気になって……。まあ、組み上がる頃に対策が出来てればいいんだろ?と思いながら問題を先送りにしているわけですけど、それって自分の悪い癖だなあと反省。問題先送り、良くないよなあ。特にプラモじゃない場合は……。

● 近所の駅前にある、地味〜な喫茶店「ポエム」(マスターとバイトの女の子が切り盛りしてる昔ながらの「茶色い喫茶店」)で居心地は良いんだけど、何しろ家の近所すぎるので立ち寄ることは少ない)のウインドウを観てびっくり!なんか「萌え系アニメ」とコラボしてんじゃん!なんで?なんでポエムが!!『女神のカフェテラス』って聞いたことなかったよ!公式サイト見たら「2期制作決定」とか書いてあって……え?もう放送一回終わってんの?

● おっと、ステッカープレゼント、明日までじゃん!