● 中野に行ったら、先月末で閉館しちゃった中野サンプラザ(公式サイトが悲しい)、しげしげ見ちゃいました。結局、サンプラザの中のホテルに宿泊する機会は失っちゃったなあ。コロナで東京都が個人事業主に「働き場所提供」施策をうったとき、ここも格安で使えたんですけど、猛烈に競争率が高くて使えなかったんですよ。それだけが心残り。
● 世の中にはバッファローチキンっていう食べ物がありますよね?昔、アメリカに言った時にラスベガスでもロスでも食べたんですよ。理由は「バッファロー」の味がしそうで、それはおいしいのかも?って思ったから。でも、どこで食べてもバッファローチキンは甘じょっぱいチキンで、揚げてないヤンニョムチキンみたいな感じだったんですよ(当時、ヤンニョムチキンなんてものは知らなかった)。後で調べたら、別にバッファロー(野牛)じゃなくて、ニューヨーク州にあるバッファローっていう地名で生まれた料理だからだそうなんですよ。勝手に騙されました!でも、甘じょっぱいチキンはおいしいので好き!で、今、ケンタッキーフライドチキンで「旨辛バッファローチキンバーガー」っていうのがあるんで、早速食べてみたんです。
● まあ、皆さんの想像通り、チキンフィレサンドに甘辛いソースとチーズをプラスした程度なんですけども……。これが旨辛、とかいうカジュアルなネーミングの割にがっつり辛くて驚きました。これ、小さい子供は食べられないやつ!まあ、美味しかったけど、ケンタに行ったらオリジナルチキン2ピースを食べた方が良かったかな?個人的には。
● 『水星の魔女』最終話をやっと観ました。攻殻機動隊みたいなネットワークテクノロジーで武装して、情念という不思議パワーですべて丸く収めるあたりは、ある意味でガンダムっぽいのかもしれないけど、やっぱりそれはオレの好きなアニメのガンダムじゃないんだよな。先々週くらいのヒーロー的な活躍シーンがもっと観たかったなあ。エピローグでサブキャラたちの「幸福っぽい」戦後を描く当たりは今の流行りだから仕方ない。まあ『ガンダムOO』くらい面白かったかな。しかし、「差別」とか「貧困」とか「不平等」とか、意識高い系のテーマをいじったわりには、結果そこは何も解決しない未来しか提示できなかったのが残念。だったら、そんなところに唾つけなくても良かったのに、とは思いました。
● しかし、シーズン1って銘打ってたけど、このラストからのシーズン2なんてあるんですかね?プラモが売れたらビジネス的にはシーズン2やってもおかしくはないんですけど、攻殻機動隊的なこの設定で、これ以上やることあります?……いや、このテクノロジー使えば「魔法のように何でもやり放題」なんでガンダム的にはやれることあるんだろうけど、その先に待ってるのってOOのラストみたいな未知の意識(生命?)との出会いなんじゃないのか?!
● ビオランテのリペイントが殊の外上手く出来たので満足して、さらに安物買いに挑戦。こちらは新品1100円で叩き売られていたムービーモンスターのデストロイアを購入しました。このサイズのソフビでこの値段!どれだけ人気ないんだよデストロイア!と思ったけど、たしかに新金型になってプロポーションこそ抜群になったけど、旧ムービーモンスターと比べて塗装がテキトーすぎる!コストの問題なんだと思うけど、こうなってくると「デストロイアってこんなだっけ?」ってなってしまうよね。
● 赤黒い禍々しさ、がデストロイアなんだけど、赤と黒を混ぜて小豆色にしてみました!って感覚はよくわからない。いっそ、黒で成形して赤塗装でタッチをつければよかったのに、それが無理だったのか……。ここまで違ってくると塗装のやりがいもあるってもんですよ。モンスターアーツに戦いを挑むぜ!
● そうそう!半額で買ったPLAMAX「鉄巨神」のプラモですよ!このプラモは、40年近く前のソフビキットをスキャンして、それをベースにポーズアレンジ(当時の箱絵の出渕裕画稿に似せてある)した、古いように見えて、リニューアルされたものなんです。ソフビキット原型の後でパッケージが描かれたんですけど、それを見たMAX渡辺が「この画稿があったらこれ作ったのに!」という当時の思い入れ込み、の不思議なプロダクツになってるんです。だから、と言っちゃ悪いかも知れませんが、ソフビキットよりポーズはかっこよくなってます!!
● ただ、パーツのそこかしこに「あえて」当時のソフビの雰囲気を残そうという演出がされているので、そういう意味で各所「ゆるい」んですよ。今だったらモールド彫り込めそうなところもソフビに準じてツルッツルになってたり。パーツ割もソフビに合わせてある。それで一番びっくりしたのが、なくてもいいのに当時のソフビの版権表記モールドを残した、胸部パーツ!
● このとろけたようなダルさ!ああ!ソフビだ!ってなりますね。どのパーツを見てもエッジがいちいち「トロっとした」処理になってて……。あえてそのダルさを「表現」として再現してるんですよ。もちろん、これはスチロール樹脂だし、このモールドは上から胸部装甲が被さるので完成時には見えなくなっちゃうわけなんですが……。でも、このダルくて淡白な首元のモールド。さらにはそれぞれのパーツが肉厚!まさに当時のソフビ!このパーツこそが「チャレンジャブルな商品」であることを物語る象徴であるような気がします。
● ちょっと組み立て始めるとわかるんですけど、同メーカーのモデロイドとは違って「パーツの合い」もなんだかソフビチック。イマドキのプラモなので隙間ができちゃうようなことはないんですが、ダボまでトロッとしてる!!これはスチロールで出来たソフビ!組み立てたら「ソフビ」になるのかな?そのあたりも楽しみに作り進めています。ソフビだったら存在しないであろう、左右割の腕の合わせ目消しとか、意外と仕上げるのが面倒くさいかもしれないなあ……。