● MGゼータガンダムは、一通り組み上がったんで、あとはひたすらデカール貼り。せっかく「ごってり」付いてる(それがVer.Kaなのか!)ので、指示に従って全部貼ろう。これまでは趣味の合わないデカールは貼らない!とか思ってたんですが、おじいちゃんになってくると素直になって「よしよし、これがこのキットの個性なんだよね」という気持ちで向き合える気がしました。すげえじゃん、他社の個性を大切にしてるじゃん!

● Twitterで話題になってた、「画像生成AI使ってリアルタイムで男性が女性になる実験」。すごいな、カクカクだけどちゃんと美女風になってる。面白いのはロングヘアを生成するために「黒いTシャツを頭に巻いている」ところですね。

 

● もうひとつ、Twitterで仕入れた素晴らしい「多くの人にはどうでもいい情報」も伝えておくぜ!オセロゲームの盤にある、中途半端なところに4つ打ってある「点」の名前が決まったぞ!!って、言ってもオセロゲームを年がら年中やってるマニアじゃないと「何それ?そんな点あった?」ってなるとは思うんですけど、決まったんですよ!その名も「4×4丸(ししまる)」!いや、ほんとごめんなさい、どうでもいいですよね。でも、いつか声に出して言いたいな。「なんだ、このオセロししまるついてないんだ」とかね。

● 時間があるので、本棚漁ってて色々思い出してたんですけど、中学時代のアニメブーム、特撮ブームで「月刊アニメージュ」も「宇宙船」も創刊から2年間くらいは買ってましたしけど、そこからなんとなく「サブカル」的なものに興味が拡散していったんですよ。そんな時代に本屋さんの棚で見つけたのが雑誌「ポンプ」。中学生でも気軽に買える230円!なのに文字びっしり!内容はすべての記事が「読者投稿」という雑誌でそのコンセプトにやられてしまった!というのが実情です。投稿用のページまでご丁寧に付いてるんですよ!でも、それゆえ、「実際、ほとんどが面白くないテキスト」なんです!!凄いよ、ポンプ!!実際に買ったのは2冊くらいだったかも……。

● そこから「どこを読んでも面白てオシャレ」なパルコ出版の『ビックリハウス』と、なんだか知らないことばかり書いてあって刺激的な『宝島』あたりを横断的に立ち読みするようになるんです。で、その先にマンガエリートが読んでそうな『ぱふ』と「オシャレじゃないけど書いてあることのほとんどがマンガ系でわかりやすかった」『OUT』に繋がってくる。世代じゃない人には「全部違うじゃん」と思われそうですけど、あの時代のオレの中ではみんな並列で「背伸びするため」の存在だったんですよ。

● 結局、長期で習慣的に読んでたのは『OUT』(たぶんアニパロとか言い出したあたりで精神年齢が雑誌を追い越してしまって買わなくなった)と『ビックリハウス』(高校時代から休刊まで)と、あの時代らしく『ポパイ』。要するに、中学高校時代に一度アニメ、特撮を経由してサブカル方面に突っ走って(その間、プラモだけはベースで作り続けてた)、とにかく「趣味は雑誌読む」ってくらい雑誌を買いまくってた時期があったんです。どれもこれも面白かったなあ。ポンプを除いて。しかし、当時も「面白くはないよなあ」と思いながら眺めていた『ポンプ』。今読んだらどう感じるんだろう?

●  今読んでも、といえば、先日の日記で大塚英志のこと思いだしたら、再読してみようと思って『北神伝綺』引っ張り出してきた。表紙カバーは全然平気なんですけど、日焼けなのか、この時期のニュータイプ100%コミックスの紙質なのかはわからないけど、中身がドバーッと黄変してた!ほんと、紙によるんですよね。古くても全然平気なやつもあるし。このあとコミックエース版として出版し直してるけど、表紙は旧版の方がいいな。しかし、改めてこのマンガ家はコマ構成と絵がわかりづらいな……。ベースは雰囲気のある画風なんですけど、あ動きのシーンや、ダイナミックにコマ割りすると「何がなんだかわからなくなる」という独特の作風。「コレは、一体何が書いてあるんだ?」ってことが何ページかに一度出てくる。さらに、キャラの顔もカットによってぶれがあるので、これは誰?みたいなこともあり……なんというか、読みにくいマンガだよ!それも含めてのこの作品の味だとは思うんだけど。

● 今夜は下巻を読もう。内容的にはやっぱり結構好きなんだ。近年、原作者の手で小説化されたみたいだけど、そっちはどんなもんなんだろう。