● 本日発売の「月刊ニュータイプ」の見本誌、今月もいただきました!巻頭の「シン・エヴァンゲリオン」特集も「満を持して?」ということなのかタイミングがよくわからないんですががっつり色んな方のインタビュー載ってます。雑誌的には「ここでもういっちょ」ということなのかな?そして表2(裏表紙)にもなってる「シン・仮面ライダー」も池松、柄本のインタビューはじめそれなりにページ割いてやってます。ニュータイプはアニメ雑誌じゃありません!という主張?!庵野秀明で「ガッツリ売りますよ」という構え。そんなわけで、オレにも読めるページが増していました。エヴァ三人娘のクリアファイルも入ってたし!
● で、1日遅れでニチアサ観ました。今週はこれまでキャラ紹介回でテンションをつなげてきた『キングオージャー』も小休止という感じで冴えなかったなあ。これまで「キャラもの」としてガッチリ組んできて「これなら大丈夫。でも、それ終わったらどうなるんだろう」と興味があっただけに今週は残念。物語を進めだした途端に停滞ムードになっちゃう。キッズでhなくティーンを狙いに行こう、というストーリーラインなのかもしれないけど、この上滑りする感じは『仮面ライダーセイバー』で味わった「あの感じ」にひたすら近いんじゃないか?ライダーは戦隊に近づき、戦隊がライダーに近づく……。お互い不幸じゃないか?凸凹あったけど、ここ数年面白く観ていた戦隊なんだから持ち直して欲しいです。
● あと、こちらも1日遅れで『水星の魔女』。コードギアス2期か?と感じる「いろいろなかったことにして」始まる冒頭からどう動き出すのかと思えば、スピーディーに不穏要素をどんどん積み重ねてる。制作会社のせいなのか脚本のせいなのか、めちゃくちゃコードギアスの空気だと感じました。主人公がアホの子なのが、相変わらずオレにはキツイけど……。
● しかし、井澤詩織のキャラがヘルメットを指先でくるくる回すときに出るブロックノイズ。え?何?と思ったけど、コマ落としで静止画にしたらブロックノイズじゃなくて作画だった。なんなんだ、あの表現。
● そういえば、昨日は『アソーカ』で盛り上がって書き忘れてたけど、スター・ウォーズの映画新作についての発表もあったんですよね。しかも3本!1本はデイブ・フローニの作る「「ジェダイの帰還」と「フォースの覚醒」の間の話。これは『マンダロリアン』『ボバフェット』で手堅く面白いスターウォーズを作ってくれている実績から期待しています。そしてもう一本がなんとエピソード9の15年後!ジェダイマスターになったレイ?えー!あの続きをやるの?めちゃくちゃ不安だよ!とは言いつつ、ディズニーだってせっかく買い取ったフランチャイズだからやらない理由はないんですよね。残されたもう1本は「どのパート」になるのか?
● 常々、スター・ウォーズの魅力は映画なんだけど、どこか「コミック」でもあるというところだし、それって「エンタメ映画の壮大な二次創作のようなもの」だと思ってるので、「サーガ」としてのデカイ話よりも「活劇」の面白さに降った話が観たいんですよ。頼みますよ、新作!
● 昨日、ガイ山さんとやってる「怪獣チャンネル」の前後編、同時配信しました。お題は『シン・仮面ライダー』。そもそも「仮面ライダー」ってめちゃくちゃ難しいお題だとは思っていたし、それなりにこだわりがある2人なので「不満」がベースにはなっちゃうんですけど、オレは色んな事情を察しながら納得してるところも多いし、そこまで含めてああだこうだ話をするのが正しい楽しみ方なのでは?と思っています。前編は「ハチオーグ」。浜辺美波から、西野七瀬経由で、アクション、デザイン面の話まで。
● 後編は旧シリーズからの引用関連。そして劇伴、物語の構造へと話が展開します。
● ぜひ、前後編合わせて楽しんでいただければ!ちなみに菊池俊輔のオリジナルである「仮面ライダー」の主題歌・BGM・カラオケの全てを収録したCD3枚組『ETERNAL EDITION 仮面ライダー』。CDはここ数年でプレ値になってますが、ついに配信で対応ということになりましたね。シン版の劇伴に不満ある、もしくはシンで興味を持ってオリジナルも彫りたい!という方は「こっち!」ということですね。