● 昨日は寝不足だったので、日記書いて早寝しちゃったんですが、坂本龍一の訃報があったんですね!幸宏に引き続き教授まで!イエロー・マジック・オーケストラが歴史上の人になっちゃうな……。そんな月曜日、久しぶりに知人と夕飯食べに行ってきました。夜行く「陸蒸気」ランチよりはちょっとお高めだ。焼き魚は相変わらず美味しかったけど。

● で、午前中はなかなか良い時間にスケジュールが合わせられなかった『グリッドマンユニバース』を観に新宿へ!

● TVシリーズはどちらもそれなりに楽しんで観ていたので、浅い考察しかできてないけど十分楽しかったですよ。「SSSSグリッドマン」の甘酸っぱさと、「SSSSダイナゼノン」の熱血テイストを足して巧いこと1本にまとめた感じのオールスター娯楽映画。しばらく見てなかった各キャラを「ああ、そうそう、こういう面白さのあるキャラだったな」と思い出させてくれるくらい、きちんと引き継いでいて、キャラのファンムービーとしても満足できます。特に脇役の「ちせ」とか「アノシラス」とか「新世紀中学生のメンバー」とか「立花のママ」とか。。セルシェードのCGを使ったロボットのアクションシーンは「ここまで線の多いメカが2Dで動くのって驚異だな」と改めてCG技術、アニメ技術の進化を感じます。また、テレビ以上に「巨大感を演出するアオリアングル」が多用されてるのも特徴的。現在進行系の「戦隊」や「ウルトラ」でもこのスタイルは実写でやっているし、そことの相互乗り入れを強く感じました。TVシリーズでは当初、過去の特撮へのオマージュがそこそこしゃらくさく感じたんですが、劇場版の本作はそこまでではなく、「今の特撮とリンクしている」という意味で「特撮」っぽいアニメだと思います。

● お話は長谷川圭一脚本っぽい、と言ったら語弊があるかもしれないけど、わかったようなわからないような「理屈」でマルチバースをつなげてたりしたけどパッケージとしては満足感高かったです。クライマックスが「くどい!」と感じたり、「いや、そこよくわかんないんだけど……」って謎(たぶん、なんか理屈はあるのかもしれないけど)もあるんで諸手を挙げて絶賛はしませんけど……まあオレにとっての「SSSS」シリーズがそもそもそういうものだからな。これでいいのだ。

● しかし、今日行った新宿歌舞伎町で建設中の「東急歌舞伎町タワー」のビルをはじめて正面からしっかり見ました。もう、新宿東宝から西武側の長めは歌舞伎町っていう風景とかけ離れてるな。

● ここに出来る映画館「109シネマズプレミアム」は、一般席4500円。S席6500円という、お金持ちのための映画館になるんですよね。こんな映画館で映画を観る日が来るのかな?オレは当分行けそうにない値段だな。

● 昨今ブームのAI。ChatGPTとかが日々、いろんな話題を提供してくれているわけですけど、当然いろんな問題も出てくる。で、そのあたりを踏まえてか、イーロン・マスクとかスティーブ・ウォズニアックが「GPT-4を超えるAIの少なくとも6カ月間にわたる即時開発停止」という倫理的開発を推進する非営利団体、Future of Life Instituteの公開書簡に署名したというニュースが出てきました。「社会と人類に深刻なリスクをもたらす可能性」ということらしいです。そんなに深刻なのか?AI問題。そう思う一方でこのテの署名で毎度問題になる「偽名署名」問題も発生しているみたい。「AIもやばいけど、人間はもっとやばい」とか言う常套句って本当だと思いましたよ。