● バンダイのガチャが、ついに『スペクトルマン』に足を踏み入れたぞ!造形は写真で見る限り、全く問題なし!これで、スペクトル怪獣が以降もリリースされるならとんでもないことだ!期待して、続報を待とう。

● ようやく『エノーラホームズの事件簿2』を視聴。またまたご機嫌で楽しい作品になっていて期待を裏切らなかった。主演のミリー・ボビー・ブラウンはまた少し大人っぽくなっているけれど、ぱっと見冴えない感じの田舎娘だけど着飾ればお嬢さん、という少女漫画のヒロインみたいなキャラクターにお似合い。日本語吹き替えは白石晴香と言う声優さん(自分が観てないアニメにめちゃくちゃ出てたので多分売れっ子。『ゴールデンカムイ』のアシリパさんの人だった!)の声が輪をかけてよかった。字幕の予告編じゃ、そのニュアンスが伝わらなくてほんと勿体無いくらい、吹き替えもいいんですよ。ヘレナ・ボナム・カーターもちょこちょこ顔出ししていて大活躍。何故か出てくると笑っちゃうんだよなあ。この人は、イギリスの大竹しのぶだな。

● 演出も、ジュブナイルらしく、ポップな部分と、重苦しいロンドンの描写でスマートに切り分けられていてビジュアル的にも飽きずに楽しめるのはもちろん、「女性の参政権」を扱った前作に続いて、今回も「女性」の生き方についてのお話なんだけど、ジェンダー問題だとか、ファミニズム的なメッセージだとかはさておいて(「さておいちゃってもいい」のが、このシリーズの良いところだと思う)、きちんと「女であるが故の困難」がストーリーの推進力になっていて、その行動が常に「微笑ましい」と言うのが素晴らしい。始終、観ながらニコニコしていられるミステリで、サスペンスで、アクションで、ジュブナイルなんてそうそうないですよ。もし観逃してる人がいたら、ぜひ観てほしい!単なる「フェミニズム映画」なんかではないから!そして、この感じだと「3本目」絶対に作ってくれる!

● ミステリといえば、久しぶりに二階堂黎人『吸血の家』を読んだんですよ。筋立ても、キャラクターもは嫌いじゃないしムードもいいんですけど、以前読んだ時以上なんかの「文体の大仰さ」が気になっちゃって‥‥。謎解きはクラシックでいいと思うんですが。と、いうわけで、ホームズのパスティーシュを観て、大仰な新本格ミステリの古典を読んで、さあ、いよいよガチ古典でも読み直そうかなと思って、ヴァンダインに目をつけました。大昔に読んだきりだったんですが、訳文が古臭くて読みづらかった記憶しかないんですよ。でも、今なら新訳が出てるじゃないですか!どうなんだろう、今、あえて読む『ユダの窓』とか!

● ハロウィンが終わったら、もう世の中はクリスマス商戦。IKEAもクリスマス用のアイテムが充実してました。そんな中で気になったのが、IKEAのヤギ!クリスマスになぜヤギなのかはよくわからないんですが、かわいい陶器製で、2個セットで1500円以下で買えちゃう。さすがIKEA、リーズナブル。そしてかわいい!

●  ツリーを飾るような所帯でもないよな、と思っている大人のお家に、クリスマスのムードをお届けしちゃう、IKEAのヤギちゃん、おすすめです。これはIKEAのサメちゃん以来のヒットになるのでは?