● 今日は神経内科で3ヶ月に一度の検診。特に変わりなく、ただ投薬は続けるという方向。命に関わる問題でもないのであまり神経質にはならず。でも、ちょっと気に病むとてきめんに症状が出てくることはわかったので、心穏やかに生きていこう!!
● 早めに診療が終わったので、中野の陸蒸気でさば定食。干物なんだけど、これがとても程よく美味しい。焼き魚定食として完璧だ。この美味しさを写真にちゃんと写せないところが悩ましいんだよ!

● 思いつきで手に取って、思いつきで読んだフランシス・ハーディングの『嘘の木』。イギリスの文学賞、コスタ賞大賞作品。同時にコスタ賞の児童書部門でも大賞という、すごい冠の触れ込みで、日本でも「bookaholic」なるミステリ好きライターのグループが2017年度翻訳ミステリーベスト10第1位に挙げている!!そんなわけでミステリだと思って読み始めたら、ファンタジーサスペンスだった……。いや、ジャンルはともかく、出てくる登場人物は主人公含めて、全て「ひどい人たち」なので、読んでいて全然楽しめなかったんです。舞台となるのが19世紀のイギリスで、ダーウィンの「種と起源」の出版をきっかけに従来のキリスト教信者と科学者が揉めている時代、さらに女性蔑視が甚だしい時代であったり、今、そういう背景の中で少女が主人公のアドベンチャーを描いたところに価値があるのだといういことはわかるんだけど……。「文学」であって、エンターテインメントではないということなのかな?
● 主人公は少女なんだけど、尊敬する父を殺した犯人を探るため、父の恨みを晴らすために奮闘するっていう筋立てなんですけど、その父というのが、科学者なんだけど傲慢で自己中心的で、差別主義者的な嫌なやつ。さらにどんな理由があったにせよ過去に「人を欺き、人の研究成果を盗み」その成果で今もコソコソ研究をやっているという人物として描かれています。なのに少女は「それでも尊敬すべき父だった」として立ち上がるので、素直に応援していいんだかどうだかわからないんですよ。お父さんだから、仕方ないのか……。しかも、犯人探しのためとはいえ、彼女は幾人もの人を不幸に陥れていく手段を躊躇いなく行使していくんですよ。悪漢小説としての体裁になっているならともかく(ピカレスク小説でも感情移入出来る)、それを「一人の女性へ成長を遂げる賢い少女の活躍」として描かれても……さすがにノれないんですよ。好みの問題なんじゃ済まないだろ?と思うくらいに実に嫌な話でした……。「文学」ってオレには向かないなあ……。オレには、そういう物語を許せる心の余裕がないよ!愚かで悔いも残すけど人と繋がっていこうとするキャラクターたちが愛おしい『ストレンジャーシングス』のシーズン4でも観て気持ちの立て直しを図ろう!!
● 夜は、興味本位で買ったはいいけどいまひとつ好みじゃなかった即席ラーメン「味の大関」をいかにして美味しく食べるか?スープ薄めに、茹で時間は3分30秒で少々伸びた感じに。具は一切なし!素朴さを楽しもうぜ!と思って食べたんですけど、これが正解かな。なんだ、この消極的な解決策!
● 最近は飛び出す猫看板、虎も出るようになったんだ……。

● あ、マックスファクトリーの朽ちダグラム、もう出てたのか……。昨日、新宿出た時買いに行けばよかった。今週末、買い込んできて作ろうかな。いや、作るというほどのことでもないのか。塗ろうかな、だ。ちなみに『トップガン』に浮かれてスーパーホーネット作りたくなったら、今の気分はドイツレベルの1/144一択だな。