● 今日は楽しい日曜日!仕事もない!ただ、刻一刻と迫る「当日版権申請」の締め切り。間に合うんですよ!出そうと思えば、すぐにでも出せるけど、なるべく理想に近づけて写真提出したいんで、粘っている感じです。はりこは、塗装済み完成品で提出するし、塗装のためには胡粉が固まる時間が大前提なので、そこからの逆算で進めています!最悪、版権申請時から少々変更も頭に入れつつ(ホントは変更いけない!)です。

● 前に観て、まずまずの面白さだった韓国映画『キル・ボクスン』のスピンオフ、ということで公開になった『カマキリ』を観ました。『キル・ボクスン』は子持ちのシングルマザーが凄腕の殺し屋、という設定、アクション主体の内容で、韓国映画的なオリジナリティを追加した『ジョン・ウィック』(世の中には殺し屋業界というのがあって……という世界観)だと思って評価できたんですけど、今回は凄腕なんだけどチャラいイケメン殺し屋が主人公。

● しかも、どうも予告編のハードな雰囲気と、冒頭からちょっとムードが違う!!仲間内のロマンスが主体に物語が進行。「好きなんだけど気持ちが上手く伝わらない」みたいな話の間に「殺し屋業界の世代交代の話」が挟まってくる、という構造なんです。中盤は、若い彼と彼女のすれ違い、みたいなものがメインパートになっているので、ラストバトルはそれなりにあるものの、アクションシーンも控えめ。キムボクスンで過剰レベルで凝りまくっていた見せ方(主にカメラアングル)も平板で、ビジュアル的な見せ場もありません。なるほど、「恋愛暗殺者もの」という新ジャンルにはそういう要素は不要なのか!!観たかったものとだいぶ違うので困惑しちゃいましたよ!少なくとも自分は退屈しちゃいました。主人公たちのキャラクター性が合わなかったことも大きいとは思うので、20代の若い世代にとってはこれでいいのかな。

● Amazonで予約してあったマックスファクトリーのプラモ、ヴェルビン!Amazonにありがちな「遅延」発生で今日まで届かず!!まあ、今日から明日は「はりこ」にかかりっきりだから、どのみち手を出せないからいいんだけど……。これ、一方的にキャンセル扱いとかにならないよな?

● で、最近買って、作業の合間に読んでるのが久しぶりに買ったバットマンのコミック『バットマン:アニメイテッドアドベンチャー』。これはバリアントカバーなのですが、中身はアニメイテッドの要素濃いめのタッチでになっています。脚本は、アニメイテッドの中心人物、ポール・ディニが関わっているので、ストーリー、キャラクター配置は完全なアニメ準拠。シリーズで続巻も出るようですが、今回はフライシャー版『スーパーマン』でおなじみの、怪ロボット編をオマージュした一編からスタート。さらにアニメ『ティーン・タイタンズ』(Goじゃない方)でたっぷりやってたスレイド・ウィルソン編を引用。ロビンとデスストロークの関係なんかは懐かしい感じです。

● 新しいバットマン、というより、懐かしいアニメ版をコミックで、という趣の一冊でした。本国で出されたコミックのヴァリアントカバーイラストなんかも多数収録されているので、アニメイテッドバットマンのファンブック、といった趣が強いですね。アニメイテッドファンは買ってもいいかな。自分はまあまあ満足です。