● お!模型雑誌の特集と連動して、PLUMのプラモ「スチラドゥ」再販が3月。いよいよですね。驚いたのは再販にあたって金型が改修されていること!偉いぞ!二重反転ペラで、プッシャー型!散香 マークBよりも早い、美味しいとこ取りの架空機です。「スカイ・クロラ」原作小説の表紙だと、散香ってスチラドゥっぽかったんですけど、アニメにしたときに押井さんの好みで震電っぽくなっちゃったんですよね。個人の好みでは表紙の感じのほうが好きだったのに……。ということで、再販のスチラドゥ、買って作ります!(来年の話だけど)

● SNSでミリタリー系のアカウントの動画がある界隈で湧いていて「なんだろう?」と思ったら、A-10攻撃機が空母に着艦しようとしてオーバーランして海中へ、という事故動画なんです。まず、A-10が空母に降りるというあたりからしてシチュエーションが意味不明(エリア88くらいしか思いつかない)。で、観てみたら、明らかにフライトシミュレーターゲームのリプレイ動画なんですよ……。でも「これはどんな事態なのか?」とガチな人もいれば、「生成AIで作ったのでは?」という人もいて、想像以上に世の中は映像を見極める目がないんだな、と感じました。普段映画を見て、特撮がしょぼい、CGが安い、という人たちですらSNSに上がってくる動画(しかも多くはスマホの小さい画面で視聴してるんだろう)になると、途端にフライトシミュレーターに欺かれちゃうので、バイアスがかかるってこういうことだなー。確かに、フライトシミュレーターの映像の進歩はすごいんだけど。

● ダニエル・クレイグ主演、ナイブズアウトシリーズの最新作『ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン』が配信になってたので視聴!ダニエル・クレイグの髪型が変わって、白くなった髭まで生やしてすっかりジェームズ・ボンドが抜けた雰囲気になってました。(ちょっとマッツミケルセンを彷彿とさせる感じか)名探偵ブノワ・ブランのキャラクターが際立って良い方向に思えます。

● 一方、ジェレミー・レナーがむっくり太ってしまった感じで、すっかりふやけた感じになってたなあ(役柄としては正解)。密室殺人で、まさかカーの「三つの棺」に言及するとは!そして、それはコケおどしではなく、本格ミステリ濃度が高い!実に趣味が良い作品でした。ライアン・ジョンソン監督……『最期のジェダイ』では一体何が起きてたんだろう?とか、いろんな勘繰りをしてしまう程度には、いいシリーズです。

● 中野ブロードウェイによく来られる方、1階まんだらけのショーケースの前に、ジャンク品が売られていますよね。貧乏性でおもちゃ好きの自分は、毎度「なんかないかな」と目を光らせているのですが、久しぶりに良いものを発見!Playing Mantis社が2000年くらいに出していた、ブリスターパックに入ったそこそこ大きなスヌーピーのアクションフィギュアです。その中のクリスマスシリーズの一品。おまけパーツはPVCなんですが、スヌーピー本体は硬質なプラ製という不思議な仕様です。お腹に斜めに分割ラインが入っていて不思議可動するので、体を捻ったポージングができるのが特徴。不思議アクションフィギュアですけど、これで500円!ガチャガチャと同じじゃん!買うしかあるまい!ブリスターは本体は経年で黄変してたけど、本体はまだ無事でした。

● 見て、こんなに可愛いんですよ。いい表情でしょ?首、足首、両腕と胴体が可動!存在感もあるし、クリスマス前に飾るのにぴったり!写真には写ってないけど、何故かスケート靴も付属しています。このアクションフィギュアシリーズ、かなり市場に溢れているから見かけたら格安になってると思うん