● 今日は昼から六本木まで出掛けて打ち合わせ。正直「請負仕事」なんだけど、自分とは縁がないと思っていた事業の意味や、成果なんかを聞いていると色々と考えさせられるところもあり、本件以外の部分、「仕事への考え方」についてとても刺激を受けています。そういう意味では、効率は良くないけど「受けて良かった」仕事になりました。
● あとは作業あるのみ。(作業こそ、目先の生活のためにも、効率よく終わらせないとね)明後日には急遽飛び込んできた仕事もあり、月末はちょっとバタバタしそうです。ワクチン接種で体調崩れませんように!!
● 急遽仕事が入ったし、その準備もしながらウィーゴ「はちごうき」のデカール貼りをやったり。そしたら、「はちごうき」がもうすぐ完成!というところで、通販で注文していたタミヤの1/48エレファントが届きました。そう、エレファントならぬ、あのフェルディナント150100(なぜ、アイテムによって呼び方が変わるのか?)を作るためです。1/35だと手に余るし、デカくて完成後も邪魔だし、何よりちょっとお高いし。それで組み立てやすさでは安定感のあるタミヤの1/48で作ろう!と思い立ったわけです。まあ、エレファントだろうが、フェルディナントだろうがモノは同じ(厳密な違いがわかるほどの知識がない)なんだからこいつをオキサイドレッドで塗っちゃえばいいのさ!
● で、このキット、蓋を開けてみて何が驚いたかっていうと、これ!パーツがぎっしり、とかそういうんじゃないんですよ。ほら、右上になんか見えるでしょ?
● ビニールにくるまった、単四電池の束みたいなやつ。
● これ、なんと、バラスト(重り)なんですよ。これを、車体にがっしり貼り付けましょうという仕様になってるんです。とはいえ、航空機に良くある「尻餅つかないように機首に重りを入れましょう」とか、ウォーターラインの艦船みたいに「安定感出すのに艦底にバラスト貼りましょう」とかいうのじゃないわけです。戦車だから、尻餅もつかないし、安定感もある。パッケージにはこうあるんですよ。「車体内部のウェイトが重量感を演出」……。なるほど……ズッシリ重いプラモはいいですよ、と。そういうわけか……。
● 考えてみれば初期のタミヤの1/48戦車って、車体がダイキャスト製だったんですよ。多分「重量感を演出」するために。で、他の戦車も作った人が、この「重駆逐戦車エレファント」の完成品を手にしてガッカリしないように、重さをキープするためにつけてくれているわけです。おかげでちょっとした1/35車両よりも重いですからね、こいつは。
● さて、フェルディナント最終生産機150100(工場出荷の際、工員たちが錆止め塗装の上から落書きをしたバージョン)といえば、やっぱりオキサイドレッドを首都したカラーリングが味噌なんですけど、足回りの様子がサイバーホビー、アミュージングホビー、完成品のHOOBENなど(マツオカステンで1/144のレジンキットも出てる)メーカーによって完成見本が違うんですよ。転輪まで錆止めが塗ってあるものもあるけど、写真からはちょっと違う色に見える……。松岡/神戸電子捨てんのが、一番写真のイメージには近いんだけど……オレはどのパターンで塗ろうかな?(実物の資料写真は当たり前のように白黒だから正解はいまひとつわからない)。