● 日々、新機材は導入されているので、それに負けじと今日も、動画の素材づくり。新機材、今後に行かされる部分の方が大きいとは思うんですけども、今回の動画にもできれば極力活躍させたい。なので、撮影した素材は次々と新MacBookに突っ込んでいく体制。果たして、5年落ちのiMac(現在のメインマシン)や、旧MacBook Pro(7年もの)と比較して編集作業はどんな感じなのか?M1チップの実力やいかに?です。
● ツイッターで目についた、新型エアブラシ、「フライヤー」。ガンダムマーカーを使ったエアブラシシステムとか、ガイアノーツのイージーペインターだとか、とにかく「洗浄」が面倒なので!というお手軽エアブラシはいくつか既に出ているわけですが、これは「ついに!」という感じの商品ですね。ガンダムマーカーの色しか使えないとか、ボンベ式でちょっと頼りなく見えるとか、そういうこともなく、コンプレッサーが使えて、しかもあのアネスト岩田の取扱商品なのでそこそこ信頼感もある。細吹きとか小賢しいことはできないけれど、スプレー塗装の代わりに、と思えば便利かもしれないです。興味あります!
● 唐突にNetflixからオススメされた『ヴァンパイアvsザ・ブロンクス』を視聴。上映時間1時間26分という控えめなところがまず気に入った!で、なぜ短いか?というとこれ完全に「少年向け映画」なんですよ。ジュブナイル映画っていうジャンルなのかな?大人の事情とは距離を置いた子供達が、ブロンクスを支配しようとする吸血鬼軍団と戦う!という話。予算の都合で全く派手なことにもならないし、正直しょぼいつくりなんですけども、骨子は「なるほど!」と思える構造になってるとい頃がミソ。吸血鬼の不動産屋が、ブロンクス(有色人種の低所得者層が多い)の店を買い取って、どんどん高級店に作り変えていく(で、結果、自分たちの餌場にしたい)、って……これ「吸血鬼イコール白人富裕層」っていう、ジェントリフィケーションの露骨な寓話になってるんです。(しかも、吸血鬼のアジトが古びた裁判所の地下、という当てこすりぶり)
● 少年たちは、アフリカン、ヒスパニックっぽいメンバーで、いわゆる白人がいないんですよ。で、吸血鬼をやっつけるために参考にするのが映画『ブレイド』(のDVD)!全部『ブレイド』から学ぶ!!今時の正しいバンパイヤハンターの子供たち。吸血鬼の営む不動産屋の店名(古の吸血鬼たちの生みの親の名前)が、『ノスフェラトゥ』の監督の名前になっていたり、ジャンル映画の知識があるとちょっと面白いところもあって、低予算映画なりに楽しめました。
● でも、もったいないことにお話の流れは本当に、なんのひねりもないシンプルさだし、「見所」に該当するVFXも、かっこいい演出も皆無なので、そういう寓話性に気づけなかったり『ブレイド』も『ノスフェラトゥ』も知らないっていう「まっとうな観客」には、何一つ伝わらない映画なんです。狙ったであろう『ストレンジャーシングス』路線だけど、クオリティは到底比べられない凡庸さなので、上記のキーワードに引っかかった人だけ観ればいいと思います。こういうのを「可能性を秘めた凡作」っていうんだろうなあ。
● あとNetflixで例の『攻殻機動隊SAC_2045』(フル3DCGのやつ)、ようやく観終わったんですけど、全然終わってないの!!シーズン2に続くってやつ。まじでシーズン2つくれるのか?これまで、ネットワークと命、とか社会とかを大上段に扱ってきていたSACが、今回は現代的、かつ身近なテーマの「ネットいじめ」……って、作品イメージからすると話のスケールがちっちゃすぎないですかね?「痴漢」とか「万引き犯」みたいな……レベル(いや、万引きも痴漢も良くないよ!良くないけどさ)。エピソード序盤の政治犯の話とか(それはそれでもう手垢がついてるんだろうけど)の方がまだ面白かったのに、このしりすぼみ感。これ「早くシーズン2が観たい!!」って気分になれないんだよな。(後、このシリーズの素子は顔がロリすぎて妙に感じる!)
● 最近の我が家は御多分に洩れず『鬼滅の刃』ブームで、日に日に大変なことになってるんですよ。油断すると、これ。これ、中野のレンタルショーケースの一角とかじゃなくて、我が家のこれまで何もなかった棚の一角ですからね!

● 怪獣の!怪獣の置き場も確保しなくては!!しかし、驚いたのは劇場版『鬼滅の刃』のパンフレットの原稿って、志田さんが全部担当してんですね!!お父さん、がっつり仕事してるな!さすが!志田さんといえば、最近公開になったこちらの記事「今『ポケモン』が面白い! スペシャルMV「GOTCHA!」に込められた伝統と革新」も、BUMP OF CHICKENの新作MVに絡めて、志田さんのポケモン愛、いろんな思惑をさりげなく盛り込んでいて面白かったですね。
● ほんと、おいしいネタを使ってんだよなあ。