● 今日も自宅で仕事。生活のためとはいえ、東京ドームで大好きな怪獣関連のイベント、ツブコン(円谷ワンフェス含む)が行われているのに足も運ばず、こうやって特に理想があるでもない仕事をしていることについて、正直、忸怩たる思いはあります。たかだか1時間もあれば行けるんだから、ちょっと時間を作って見に行けばいいんじゃないの?とも思うんですが、一応「いや、今は稼ぎが第一の身分なんだよ」という節度の問題だとは思っているんです。ひょっとしたら自覚はしてないけど「稼がねばならない劣等感」であったり、華やかな世界に対する「つまらないひがみ」だったりがあるのかもしれないなあ。だとしたら、嫌だなあ。そこまで自分がおいていないことを祈る!

● と、そんな思いでこのところかかりきりだった長い2万字の原稿がほぼほぼ出来上がりました。あとはリードを書いて第一稿完成。通常の書籍仕事ではないので、これで校了!って感じにはいかない予感がしますが、肩の荷が降りたことは確か!頑張った甲斐があったなあ!!

● 昨日は『ジュマンジ』観て大変満足したんですが、どうしても浜辺美波と神木くんを観たい欲が抑えられず、仕事の合間を縫って新宿まで『屍人荘の殺人』観に行っちゃいました。

● 一応、ミステリ映画なんでネタバラシ(?)は伏せておくけども、内容は『TRICK』のスタッフによる、まんま堤作品のエピゴーネン。とにかく出だしからラストまで終始ダサい映画でした。「お遊び」と称したネタっぽい演出はさすがに引いてしまうレベルで「おい、おい、これ大丈夫か?」と心配になる程。監督、脚本家はいつまで堤幸彦タッチで飯を食って行くつもりなんだ?とはいえ、あの原作との相性いいなと思ったのも本当です。適度な軽さと、ゆるい着地。謎解き要素を簡略化しつつロジカルに時間内にカッチリ収めているあたりも感心しました。原作の持つ「ガチミステリ」を突き詰めたところで、それは興行的にも厳しいだろうし、ホラー要素を膨らませるような技術を持っている演出力があるとも思えないし、予算枠の中であの原作を映画にするには良い選択だったのかもしれません。確かに『ケイゾク』の中谷美紀も、『SPEC』の戸田恵梨香も、ああいう世界の中ではめちゃ可愛いからな。浜辺美波の妙な魅力をアピールするのに適しているとも思います。堤作品未見の若い観客もたくさんいるだろうから、古びた感じも気にならないのかもしれないし。何より、オレがお目当の神木くんも最高だったし、浜辺美波も非常にかわいかったから「ヨシ」!!と言うしかないでしょう。

● ツイッターでは「ミステリかと思ったらホラーだった」「怖くてドキドキした」とかって意見も目にしたんですが、全くそんなことはない感じ。多分、そう感じてるのはホラーどころか映画もあんまり観ない子供達なんじゃないかな?今後のことも踏まえて、十分地上波で流せるレベル(血が出なさすぎて、これは舞台劇か?それともそこにトリックでもあるのか?と思わせるくらい)の気を使いまくった表現で、おどろおどろしさも土曜ワイドくらい。『キーハンター』『Gメン』と比べても全然怖くないので、ゾンビ映画が苦手な人でも大丈夫ですよ!あ、書いちゃった!

● と、いろいろなことを思いつつも満足はしたんですけど、唯一の誤算は浜辺美波の黒タイツが観られると勝手に想像してたところですよ。「賭ケグルイ」に引っ張られすぎた!よく考えたら夏合宿の話だから、タイツの季節じゃねーよ!それから浜辺美波がナポリタン食ってたので、食べたくなっちゃったよ!材料買い込んできたので明日作ろう!