● 今日、取材で朝から行ったのは、石川県。小松空港から電車で山の方に1時間ほど入った羽咋(はくい)市の集落、神子原というとこ。過疎がひどくて、平均年齢75歳とかいう状況になってる町を、役所の職員さん(今回のキーマン)が建て直しつつあるという話です。テレビのドキュメンタリーとかでも、ちょこちょこ紹介されたから知ってる人もいるかもしんない。しかし、過疎という事でほとんど知られていないけど、この集落の棚田は本当に立派でした。とても、70オーバーの高齢者の方々がやってる田んぼとは思えない。
● その、役所の高野さんって人が、ちょっと面白い方なんですよ。「この街にはUFOが来た痕跡がある」って話を利用して「UFOの町」とかって勝手にプレスリリースを打ったり、勢いで国の補助金で、ソビエト(当時)からソユーズの本物を買い付け、NASAからマーキュリーロケット(本物)をタダでレンタルし、日本で初めての「宇宙博物館」作っちゃったっり(驚く事に、ここに展示してあるのは本物(もしくは同一材質で作った本物同様のレプリカ)なんですよ!上野の科学博物館でさえ『鉄製の模型』なのに)、集落の米は美味い!ってんで、ブッシュだの、ローマ法王だのに食べさせようと画策(成功)したり、発想が完全にバラエティ指向(笑)そのバイタリティにすっかりあてられました。面白かったんですが、いや、とにかく遠かった・・・。このあたりは、来月当たり番組で放送予定です。
● 相当疲れたので、日記も短めに今日は寝ます。そんなわけで、働いているのです。