● 昼から「例のやばいバラエティ番組」の緊急リモートミーティング。とにかくスケジュール、スタッフ、内容すべてがやばいので、すべてが緊急なのです。自分が作業する分量がどうとかではなく、緊急で進んでいることがそれなりにストレスですが、まだ「責任感」持てるほど入り込んでいないので呑気に付き合っている、という感じです。いや、だって、作家二人が頑張ってどうにか出来るような案件じゃないんだから……。まあ、役目は「なんとなく体裁が整ったものにすること」でしかない。納品したときに「編成が激怒」になる番組を「編成が苦笑い」程度まで修復すること。それ以上を高望みをしたら崩壊する!ああ、これって、今、自民党の動向をながめているのと似てるぞ!

● しかし、ミーティング、終わってみたら5時間やってました。日曜日なんだけど、お構い無しだ。まさに、バラエティ番組バリバリやってた頃のスケジュール。本来なら、これ、もう1ヶ月前に始められたら良かったんですけどねえ……。

● 昨夜から読み始めた『○○○○○○○○殺人事件』。別に話題の本でも何でもなく、買ったままほったらかしになっておいたもの。発表からはもう10年近くたった、メフィスト賞受賞のミステリなんですけど、クイズ的な要素を押し出しつつの展開がなかなかユニークです。冒頭から「読者への挑戦状」あり。「謎解きの難易度が高いので、タイトルが何殺人事件なのか当ててください。よく知られたことわざで、漢字込みで8文字。当てずっぽうでもタイトルが分かれば、事件の謎も自然に解ける仕組みです」という仕掛けです。まだ序盤戦なので果たして「面白く読み終えられるかどうか」はギャンブル。しかし、オレはなぜ、どんなタイミングでこの本を購入したのか?きっかけを忘れてしまっているのです。

● 怪獣総進撃のメンバーが少しづつ進展しているガチャガチャのHGシリーズ。ウルトラの方は、今度「HG ウルトラマン 復讐鬼ヤプール編」ですよ。ウルトラマンAと、ブラックサタンという「なかなかのコンビ」に、しれーっと混じってる改造ベムスター!これはガイガン山崎の仕業に違いない!

● とんとご無沙汰の定食屋チェーン「大戸屋」。秋の新メニューにあった「生ニラだれの油淋鶏」が美味しそう!しかし、今や定食が1280円。そうなるかー。町の中華料理屋でも定食が徐々に1000円超えてくるようになったんですけど、最近はチェーン店でも良いお値段になるんですよね。何しろマクドナルドでも1食食べようとすると1000円超えかねませんからね。

● 夜はさすがに気晴らしをしようと、配信で久しぶりに『パディントン』を観ました。やっぱり初代のサリー・ホーキンス(最新作からキャスト変更があった)は味があっていいよね。でも個人的には『シェイプ・オブ・ウォーター』観たあとだと、どうしてもあのじっとりしたイメージが蘇ってきちゃうから微妙ではあるんですよ。シリーズでは『パディントン2』が一番おもしろいかな。

● なので、20年前に無目的にヨーロッパを回っていた頃に撮影した、パディントン駅での写真。

● こいつを見にロンドンから地下鉄に乗ってパディントン駅まで行ったのです。あのときは、気持ちは追い詰められてたけど、時間があったんです。40歳のときの「時間がある」と60歳の「時間がある」はまるで違う!今では常に「時間がない」と感じています。