● それにしてもひどい暴風雨でした。お約束の用に、ビニール傘、マンガみたいにクラッシュさせながら帰宅しましたから。

● 今日、「モバマス」(「モゲマス」という言い方もあるよね?念のため、正式なタイトルは「アイドルマスターシンデレラガールズ」)を初めてプレイ。そもそも「アイドルマスター」自体、初期にアーケードでやった事しかないのですが、なるほど「コレは、こういうゲーム」なんだという事が理解出来ました。そもそもゲームっていうんだろうか?ルーチンがよくわからない、クリックするだけで進んでいくシミュレーションですね。やり込んでパラメータとか理解していけば「ゲーム」足り得るんだろうけど・・・。いや、「モバマス」の本質はたぶん、そこじゃないんですよね。みなさんハマりこんでいる人たちが言っているように、これはガチャガチャなんですよ。カワイイ女の子が書かれたカード(と呼ばれているデータ)を集める、ガチャガチャ。しばらくプレイしてわかったけど、中古おもちゃ屋とかがなかった時代、ガチャガチャで、アイテムをコンプしようとがんばった、良き時代の感覚男を思い出しました。(トレカ集めに必死になった、でもいい)

● いいカードを引き当てるためには、無料ゲームでコツコツやってちゃ効率が悪い。だったら課金しちまえ!って発想。まんま、面倒だからプレ値で1番くじの景品買っちゃおう、というのと全く同じ。実にオタク向けなんですね。そもそも、世間では、カタチのないモノ、何の役にもたたないモノに金を払うなんて、とか言われてますが、そこにこそ「オタクの本質」があるんですよ。どんなに「くうだらないアニメやマンガ」でも、愛情の証として、そこに金をつぎ込む(ビデオやLDや資料を集める)のと同じ事。むしろ、くうだらなさ満点のアニメであれば、なおさらその「浪費」が「漢気」いや「オタク気」としての価値を上げるわけですね。知人が「モバマス」に20万突っ込んだ、とか聞いたときは正直どん引いたけど、シビレル漢っぷりだな、と改めて感じました。なるほどなー。わかるなー。

● と、いいつつ、オレは課金する一歩手前でとどまりました(笑)金をつぎ込んだ挙げ句の無常観は、それこそトレカとかで充分に味わってるからね(’∀`)

● 今日のおもちゃは、せっかくだから美少女モノにしとこう。全日空が海洋堂とコラボしてリリースした、オフィシャルアイテム「ANAユニフォームコレクション・1958年版CA」(全日空商事/2005)。歴代のユニフォームがコレクションされてるのですが、この50年代のクラシックな制服が一番可愛いな。年代ごとに原型師が異なっていますが、こちらは宮川武原型となります(他にもBOME、榎木トモヒデ、亜野MEGA郎、阿倍匠、戸田聡と豪華メンバーが関わってますよ!ここだけでも、模型業界的にスゴい)

● 航空会社が、こういう見せ方でフィギュアを商品化しちゃった勇気が一番スゴいんですけども。ただ、ちょっと早過ぎたのかもしれないなあ。後年、サイズ縮小版がコンビニ限定でボトルキャップ化けされてたけど、アレじゃ原型の味が伝わらなかったんだよなあ。ちなみに、キャラクターデザインは西E田さんです。

● しかし、おととい寝不足を押してがんばった、飛び込みの急発注の原稿。あまりに低姿勢で懇願されたので、しぶしぶ引き受けたけど、納品したが最期、なんのレスポンスもない・・・。こういう仕事が一番萎えるんだよなあ。今日は疲れきったので、ここまで。