● GQ版ドムをどうやって作ろうか考えながら、主要パーツをゲート処理しながら塗装を始めました。箱がデカくて、作業中に取り回しが悪い!これは、箱を工作スペースに使っている人間からの意見なんですけど、プラモの作りやすさって、箱にも関係あるんですよ。だからモデロイドのキャラメル箱は、本当に不便だと思うし、アオシマの紙質の薄い箱だと心もとない。やっぱり、ガッチリ検討なタミヤの箱、バンダイの箱は作ってて安心感があるってことです。

● うーん、そうこうしてるうちにひとつパーツを紛失しちゃったぞ?!小一時間探したけど出てこない。パーツ請求も高くつくし、なんなら自作パーツで乗り切れちゃうかもしれないので、成り行きで考えよう!

● 今日、Netflixで「お!この映画面白そう!あ、ネトフリオリジナルで、今年の4月配信されてたのか!観ておこう!」と、観始めて「おお!これはカッコいい、めっけもんだ!いいぞいいぞ!当たりだ!」と世論でいたんですが、5分くらい観たところで「あ、これ観たことある……」と気づきました。半年前のことも忘れてしまうんだよ……。まあ、似たような映画ばかり観てるせいもあるんだけど。昨日もホビーショーの会場で会った大森さんと立ち話で映画の話をして『イコライザーFINAL』と来週公開の『Mr.ノーバディ2』を熱く語ってしまった。ま、どっちも、だいたい同じだもんな……。「面白い」ってとこまでだいたい同じ。

● どうせなら新しいのを観ようとAmazonプライムに移ってマーク・ウォルバーグ主演のアマプラオリジナルの新作『プレイ・ダーティー』。スピード感ある展開で、悪くないんだけど、いいところがあんまりない。おっぱい透け透け下着とか、まめに挟んで来るコメディ要素とか、小さな部分でのサービスはあるんですけど「画づくり」がなんだか安いんです。まあ、アマプラオリジナルだし、そういうところには期待するのが間違いか。主人公の名前がパーカーだったから「もしや?」と思ったら、オープニングのクレジットで原作『悪党パーカー』って出てきました。この手のアクションではおなじみの作家、リチャード・スタークの人気シリーズってことで納得。ステイサムの『パーカー』も「そこそこ面白かった」ので、そのノリで観ていいんだな、と腹を決めました。まだ、途中なんですけど、明日は平日なので続きは明日!!

● あと、昼間に遊んでいた新しいポケモン『Pokémon LEGENDS Z-A』、発売当日の夜からゆるゆるスタートしてみたんですが、出だしから「なにこれ?」と疑問の連続。これまでもポケモンって、物語を進めるために主人公がプレイヤーの意に沿わずない行動をしなくちゃいけない場面が多かったんですが、それはADVでもRPGなんかでもあたり前のこと。お話の既定路線はありますからね。それを、いかにプレイヤーを誤魔化しながら進めるのがシナリオライターの腕の見せ所だと思っていたのですが、今回のポケモンは、そこが雑すぎるように感じます。巻き込まれ型のストーリー展開なんですが、どの場面においても「納得できない」選択を強いられるんですよ。登場するキャラクターも理解しがたい思考の人たちばかりだし……。 

● あと、舞台設定もちょっとどうかしちゃってる。夜になると突然好戦的になる街の住人とかがとにかく不自然な描かれ方をしているので、これはホラー的な、ボディ・スナッチャー的ななにかなのかな?とか勘ぐってしまうし……。マンガ形のデフォルメがあるのはわかっていますが、ホテルの支配人の老人がどう見ても身長3m近い(フロントのカウンターの上まで膝がある!)とか、あれ、どう思います?

● ちなみにポケモンバトルも番外編ならではの「これまでになかったバトルシステム」。ポケモンでの初戦って、チュートリアル的な部分があるので、実際これまでのポケモンだとありえなかったのですが、今回はルール説明が意味がよくわからず、まさかの「初戦敗退!」。これじゃ、ストーリー破綻するだろ?と思ったら、なんだか「さっきのは無し」って空気になって再バトルしてようやく勝って、物語は進んでいくという仕掛けになっています。いろんなところが「異常!」で、素直に受け入れられないのがゲームとして大きく問題だと思うんですけど、そのあたり、みんな大丈夫かな?進めていけば気にならなくなるのかな?

● 本屋さんで見かけて買ってきた三栄書房のムック「水島新司の世界・野球狂の詩」。これまでドカベン関連の書籍は出てたけど、野球狂の詩はなかなかないのでは?(「水原勇気0勝3敗11S」という研究所はあったにせよ)短編時代の全エピソード紹介と、「平成編」「新」「白球の詩」まで触れているので、かなりの充実度。水原VS武藤の試合シーンを再録してるのは、ちょっと蛇足に思えたかなあ。その分、アニメ「野球狂の詩」にきっちり触れてくれたらパーフェクトだと思ったんですけどね。

● 今、自分の手元にあるのは文庫版の水原勇気編だけれども、すべてが懐かしく、楽しい!本誌の告知広告によれば、三栄コミックス(そんなレーベルあった?新規立ち上げ?)として「ドカベン」「球道くん」をリマスターして復刊予定とのこと。現行の出版物が途絶えているので、ありがたい話だとは思いつつ、まずは「野球狂の詩」からなんとかして!とも思ったのでした。