● 先月末に、割れた爪がまだ治らない。と、いうか、割れたまま伸びてるのかな?割れぐせがついちゃったのかもしれない。きき手の人差し指だからどうしたって一番ものに触る機会が多い爪なんですよ。ことあるごとに、割れ目が欠けてしまって、また割れ続ける、という感じ。瞬間接着剤で処置しながら、もうちょっと伸びるのを待つかなあ。

● ネット上で「人の心がないんか」という発言をよく見るようになって久しいです。前回のガンダムあたりでも、まるで条件反射のように出てくる。そう、これって別に「気持ちを表した発言」ではなくて、テンプレなんですよ。こういうときはこう返す、っていうお約束のようなもの。自分がこういうネットテンプレ、ネットミームをあまり使わないのは「テンプレだけ返す」ことが作品への反応として貧しすぎるからです。感想をネットで発言するしないは自由なんだけど、テンプレ返しは、類型的すぎてもはや面白みさえなくなってるし、味わう、感じる要素がまるで皆無。貧しい「消費」ですよ。それが定着していくのは現代的だと思いつつ、自分は抗っていきたいなーと思っているからです。

● 横山光輝生誕90周年記念でKindle化された『バビル2世』。12巻、一気に読み終えました。心理描写や情緒は二の次で、活劇を主体にした構成は、改めて今読むと「なんか、すげえマンガだな」と感じます。活劇のためのお膳立てで成り立っている、バトルものなんです。最初はサクッと終わるつもりの作品だったようですが、アニメになって人気が上がり、どんどん引き伸ばされて結果第4部まで続いてしまったあたりも、今のバトル漫画の原型っぽいですよね。12巻通しで、セリフのある女性キャラたぶん2人しか出てこないかな。しかも、数コマレベル。まさに「少年マンガ」ですよ、これ。セットで続編にあたる『その名は101』まで読んじゃおう!!

● その前に、買ったまま放おっておいた、このミスの「文庫グランプリ」になった『一次元の挿し木』を読み始めました。妙に凝ったプロット、凝った書き出しで、これまでのミステリにない路線として差別化を図っているのはわかります。面白くなりますように!

● 今日は夕方から『パディントン 消えた黄金郷の秘密』観に行ってきました。彼女の希望で、吹き替えではなく字幕で。ベン・ウィショーの声が好きだからということなので、山路和久の声好きのオレとしては、まあわかります(逆だけど)。子どもたちも家政婦さんもキャストは前作のままなのに、お母さん役だけがサリー・ホーキンスから変わってたのが寂しかったですね。前作、独特の雰囲気のあるお母さんだったのに。

● 小さい子でも楽しめるようなお話とキャラクター。でも、なぜか映画のパロディは古典的。子どもたちはパロディかどうかなんて気にせずに楽しめる、ということなんでしょう。実際、面白かったし「故郷」というテーマもいい塩梅。そして、なるほど、やっぱりベン・ウィショーの声で喋るパディントンもまた魅力的でした。(吹替版は松坂桃李だ)

● そういえば、モチーフとして出てくるインカの石像みたいなやつ、劇中で「くま?には見えないけど」と思っていたら、最終的に「くま」として扱われていたのでびっくり。観た人にしか伝わらないだろうな、この話。

● 本編はともかく、驚いたのが上映前のインフォメーションが、小学生みたいな女の子に変わっていたこと!もはや、福本莉子でもないのか?!やたら幼いのにドレスみたいのを着てるからすごい違和感あるんですけども……。シンデレラガール特別賞のこの子なのか?福本莉子が卒業みたいなニュースもないし……もしかして、対象映画によって変えてるの?

● 明日もう一日休み!なんだけど、「会社のお仕事」がうまくまわってそうにないので、少しだけ動かざるを得ないか……。もめて面倒になるのは窓口のオレだし……。損な役回りとしか言いようがないよ。