● あー、新規事業の件、うぜぇ!!いや、そりゃあやらなきゃいけないことはやりますよ、仕事だから。ただ、雇用されたときとは全然別の仕事だからなあ。No!と言えば、固定給がなくなるだけなんで死ぬわけじゃないし、誰にも文句は言わせない、という選択肢を握っているわけではありますが……やっぱり、固定給ほしいんだよなあ、今は。他に仕事を探すよりも、眼の前にあることに挑んだほうが楽だ、という実に不健康な理由で仕事します。慣れないこともやっていきましょう!という空元気で乗り切るしかないな。
● そうだ、昨日始まった『仮面ライダーガヴ』第一話、観たんだった!感心したのは、シナリオ(画コンテは存在しないかも)から汲み取ったであろうビジュアルを、がんばって映像にしている、できてる努力!「こうしたかったかけど、とりあえずこれで」というニュアンスはまるでなく、やることをやった、という意味で「すごいな」と思っちゃいました。ファンタジー色濃いめのライダーで、「セイバー」よりかな?と思ったら最初から「人間ではない何か」を売りにしてるので、むしろ「ジュウオウジャー」の匂いがするな……。仮面ライダーアマゾンの味わいもあるかなあ……ああ!脚本は香村純子!!第1話はプロローグ的な感じで、2話からレギュラーの定住先が確定するんだな。仮面ライダーのデザインが、思ったより個性がなく感じるんだけど、そこはエフェクトで勝負ってことか。去年の『ガッチャード』は中盤から熱量失ってしまってリタイヤしちゃったけど、ガブ、来週からの本格始動に期待しよう!
● 寝る前にちょこちょこ読んでた去年のベストセラーのミステリ、呉勝浩の『爆弾』、やっと読み終わりました。話題作だから読んでおこう、という気持ちで読み始めたんですけど、話題になったのはなんとなくわかりました。ミステリというよりは警察小説の趣が強いんですが、それより何より、ムカつく犯人のキャラクター、その喋りで延々読ませちゃう小説なんですね。「嫌味」「からかい」「開き直り」「自虐」からにじみ出る「残酷さ」と「悪意」。それが、ある側面からはきちんと現代の社会を撃っている。これは確かに2024年のベストセラーだなあ、という感じ。もちろん「そこに共感したらアウト」というのが本作のテーマなんですけど、読み進めたくなるドライブ感は確かにあったように思います。
● でも、自分には全然合わなかったなあ。オレはフィクションにおける「綺麗事」が好きだし、ミステリには「不思議」と「そのロジック」を解き明かす要素に重きをおいているからなんだな、と。このお話は、とことん「不快」しか感じなかったです。今度は、2年前に出てじわじわ話題になってたけど結局スルーしてた下村敦史『同姓同名』が文庫になってたので読んでみようかな?今、同作者の新作『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』が平積みになってるもんね?
● ちょこちょこ作り中の、PLAMAXの「ストライクドッグ」。結局、ツートンカラーでありつつ、遠目で見たら「青いAT」に見える、という理屈で塗装終えました。腕だけ、脚だけで見ると「なんか、ラビドリードッグみたいかな?」と思ってたんですが、全身組み付けてみたら!ほら!全身青のATに見えませんか?……オレの贔屓目かな?
● これで、デカール貼って、細部塗り分けたら、きっともっと「青いAT」に見えてくるんじゃないかな?ほら、人の目なんて、そんなもんでしょ?と、「やっちまった」自分を鼓舞するのでした。もう後戻りはしない!