● クローン技術は生物学的なものと捉えられるけど、死んだ本郷猛の脳みそ生かしたりするのって、実はAI分野の話でもあるんだよな、と思っていたらこんな記事。金持ちから「うちの家族の人格をクローンとして残したい」という要望がAI技術の企業に寄せられているというニュースを読みました(後半は有料記事です)。ここで取り上げられているのは、あの「茂木健一郎のデジタルクローン」を作ったオルツという会社。実際、今のAIの開発スピードやChatGPTの実力から考えたら、この茂木クローンを超える、デジタルクローンが余裕で出来ちゃいそう。ニュース記事でも書かれている、音声を記憶して、その人のような口調で「読み聞かせをしてくれるおもちゃスピーカー「coemo(コエモ)」なんてのがあるくらいだから、「おもちゃレベル」なら人格とまではいかなくても「思考傾向」パターンを生かして、疑似クローンが作れちゃう気がする。まあ、「パターン」の再現である以上、人間のように成長するのはさらに難しいだろうけど……成長しない人だっているわけだから……。

● 「スカルマン」のこと思い出したら無性に読みたくなっちゃって、本棚の奥に隠れていたのを発掘して読み返しました。石ノ森章太郎の『スカルマン』。『仮面ライダー』の元ネタ的な部分もありながら、ピカレスクロマンという凄みもあり。しかもそれが読み切り100ページのボリュームで「ササッ」と描かれ、ラフとはいえ完結ているあたりが魅力的。スカルマンが、というわけでなく、こういうマンガをササッと書いてしまう石森章太郎本人がカッコいいよなあ!

● あと、この「スカルマン」は1997年(それでも25年前か!)に出た、P-KC(ポケット講談社コミック)というコンビニコミック的なシリーズの一冊なんですけど、巻末に載ってる石ノ森先生のインタビューも貴重なんですよ。たぶん、うちの社長(所属していたデザイン事務所の)と一緒に温泉めぐりに行ってる頃、亡くなる1年前のインタビュー。スカルマンや仮面ライダーに対して「新しいホラーもの、子供に見せる恐怖ものというのを狙って作ったんだよ」とか明言されてるし。なので、紙質は悪いけれども価値のある一冊なのです。

● そういやあ、アニメ版の主題歌をTOKIOがやってて、曲がもろに甲斐バンド(作曲が甲斐よしひろ)だったのを思い出したよ!島本版のコミックも読み直したいけどもう手元にないし、アニメも観直したいな。

● きのう、中野ブロードウェイの「さかこし珈琲」で久しぶりに食べたブリストル美味しかったな。しかし、なんでこういうケーキをブリストルっていうんだろう?普段聞き慣れない名前なので、たぶん前回同様、指を指しながら「あのケーキ」って言っちゃった。ご近所の「ソワメーム」のケーキだと思うんですけど、何食べても美味しい(自分の好みに合う)のはすごいよ。

● ケーキ好きな人は、中野に来たらブロードウェイ2階の「さかこし珈琲」覗いてみてください。ケーキ売り切れのことも多いので、入口横の冷蔵庫にケーキを見つけたら即入店、即注文で!(もちえおんソワメームまで行ってもいいと思いますが)

● もうすぐ発売のハセガワのザブングルが3割近い値引き価格で売られていて、もとから「ちょっと興味があった」レベルだったの、急激に「欲しい」度合いが増してきてる!これは今がお買い得なんじゃないか?お買い得といえば、グッスマのMODEROIDシリーズも、期末の在庫処分のためらしく3割以上値下がっているのも気になるなあ。パワーローダーとかマドックスとか……。売れ行きも含めてとして再販状況も読めないから、もしかしたら「欲しくなった時」にはもう手に入らないかもしれないし。こういう時の決断、難しいですよ。