● あー『タモリ倶楽部』いよいよ終了か。そういう年齢だもん仕方ないよなあ。タモリさんの「引き際」に関する気持ちというのもあるんだと思うし、寂しい気持ちはあるけども、もし会えたなら「お疲れさまでした」と祝ってあげたい気持ち。

● 今日は昼から『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。『ワカンダフォーエバー』が好みに合わなかったので、今回はなんとか頼むぞ!と祈るような気持ちで観ました。

● 実は、見出して中盤、すごく眠くなってきちゃって……それが、映画のせいなのか体調のせいなのかはよくわからないんですけど、体感として「退屈した」ってことはありませんでした。実際、観終わった感想としては「ちゃんと面白い」けど「すごく面白いか?」と言われるとそうでもない……「普通におもしろい及第点のMCU」って感じでしたね。そもそも個人的に大好きな『アベンジャーズ』はじめ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』だとか『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』とか『スパイダーマン:ホームカミング』とか、MCUって「すごく面白くて当たり前」って感覚なんですよ。だから「ほどほどに面白い」レベルだとちょっと物足りない。他のアクション映画、コミック映画と比べたら遜色ないのに、損しちゃうところがあるんです。まさにそれ!!

● 「スーターウォーズ」だな、これ……と思うところもあり、ルイスは出なかった!という寂しさもあり。せっかくの量子世界、マルチバースと同じように扱うんじゃなくて、もうちょいSFマインドでひねってもいいだろうし、もうちょっと知的に、もうちょっとコミカルにする手立てはあったと思うんですが、今回は万人へのわかりやすさ優先、というところに落ち着けた、ということなんだと思います。あと「なんでこうなった?」ってキャラクターが疑問を呈してるのに「そんな事はいいから、早く」って、アクションシーンへとなだれ込んでいくことで回答を先延ばしにしてしまう脚本はもういい加減にしたほうがいいよね?とも思いました。その手法使ってたどりつくのは「バシュタールの惨劇」なんだから。そんなわけで「どうだった?」と人に聞かれたら「まあまあ面白かったよ」と答えるとは思うんですけど、アントマンの面白さ、本来はこんなもんじゃないだろう?とは思いました。

● 販売期間を終えて、今じゃ中古品が高騰している、フィギュアーツ「デビルマン」が、『マジンガーZ対デビルマン』劇場公開から50周年ということで、アニバーサリーバージョンとしてめでたく再販になりました。表情違いのフェイスや、傷ついたウイングが付属。そのかわりどうやら、例の鉄骨台座はなくなった模様。時代の流れもあって7500円から1万円にお値段もアップ。まあ、プレ値で買わざるを得なかったことを考えればこれもまた良い事なんじゃないでしょうか。しかし、「全身のカラーリングも一新」って書いてあるけど、商品写真だとどう変わったのか?比較出来る画像、公式が出してくれないとまったくわからないですよ。

● あとマクドナルド、久しぶりに食べたんですよ。若いPUFFYみたいなキャラ(西野七瀬&飯豊まりえ)で「アジアの純真」を使ったCMのアレ。飯豊まりえはキョウリュウバイオレットのメガネっ娘から始まって、岸辺露伴でいい味出してるし、西野七瀬も乃木坂からあさひなぐ、シン仮面ライダーのショッカー怪人という「マンガっぽい女子」コンビだ!若すぎないところもPUFFYらしさだな。

● 「アジアンバーガー」の担々ダブルビーフ。パティ2枚と目玉焼きに、担々イメージのソース。悪くはないけど、特段「巧い組み合わせ」とも思えない感じ。いっそ、パティ2枚と目玉焼きにスイートチリソースのほうが美味しかったような気もします。でも、パッケージが可愛いから許す。

● この可愛さ、2000年代テイスト(スーパーラバーズの田中秀幸的)が濃厚なんだけど、若い子たちには「レトロ可愛い」ジャンルに入っちゃうのかな?