● 昨夜、第一回が放送されたテレビドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』を視聴しました。原作小説のシリーズは毎度楽しみに読んでいるので、気になっていたんですよ。瀬戸康史、及川光博はこの枠内で健闘。ヒロインに関してはキャラクターが凄まじく「マンガ」なのですが、実際、原作ではこれ以上に「マンガ」でなくてはいけないレベルで、演技的には物足りないものがありました。ただ、連続ドラマとしては、圧倒的にエピソードが足りない気がするのと、ラストはかなりボリューミーにやらないと納得出来ないという、実にアンバランスな物語なのでどう工夫してくるのかスタッフの頑張りに期待したいと思います。この作品に限っては、ミステリ要素が絶対的に改変できないだろうと思われるので、迂闊にいじると破綻しちゃうだろうし。で、そういう流れの中ですごいな!と思ったのは、この動画。なんと、1話の謎解きのオチまで含めたダイジェストなんですよ!1話を観なかった人は、これを見て来週2話を見てね!ってことだと思うんですよ。公式が「切り取り」「ダイジェスト」の「ファスト番組」を配信しちゃってる!ってこと。

● 現状の配信はHulu。あとはTVerの見逃し配信(1週間限定)だけなんですけど、全部気になる人はそちらで。そうでない人はこれを見て……。正直、これでいいや、っていう気もする……。でも、ディレクターはじめスタッフ、俳優に対しては相当な仕打ちだと思いますよ。こういうの。まあ、個人的には「ドラマきっかけに小説読んじゃったほうが良いかもしれない」と思いますので!!

● あと、Netflixオリジナルのアニメ『サイバーパンク:エッジランナーズ』を視聴開始。オープンワールドRPG『サイバーパンク2077』のモチーフを使った、スピンオフ的な前日譚なんですけど、ゲーム未プレイでも何の問題もなく楽しめます。正直、劇中内のネットワークの演出は相変わらず士郎正宗的で「どうしてもこうなっちゃうのかな?」と感じた部分はありましたが、あとは、滑り出し面白く、ビジュアル的にも音楽的にも「いかにも今」な感じのインパクトで3話まで観た印象ですごく楽しいです。第1話では、リアルに共感できそうな悲惨な境遇で、そこからの暴走も含め、自分達の世代が味わった『高校大パニック』とか『狂い咲きサンダーロード』にも似た匂いも感じて、これはひょっとしたら今のハイティーンが観たら「そういう存在」の作品になり得るのではないか?とも思わせるものがありました。リアルなイライラ、爆発、絶対に幸せにはなれそうにない暴力と快楽。お遊びに走りそうで走らないシリアスさは、今石監督が、作ろうとした形に、きちんとなってるんじゃないでしょうか。自分がこれまで観てきたトリガーの作品の中で(2話の段階ですけど)、自分は一番共感できる企画、内容です。ちなみに、この感覚は日本に住んでいるからこそ感じるリアルでもあるわけですけど、海外での評価はどうなんでしょうか?

● カステラアイス風アイスバーを見つけたので買ってきました。

● 袋開けて、まずびっくりしたのは「短っ!」ってこと。なるほど、これはサイズを小さくする言い訳でもあり、カステラ一切れのビジュアルを表現する手段でもあるわけですね。で、食べてみたらもう一回びっくり。あ!本当にカステラだ!ほろ苦い焼き色の部分にザラメがついてて、食べるとチョリチョリするんですよ。で、黄色い部分は少々ホワッとしていて、なぜか「粉っぽい」!!オレ、粉っぽいアイスなんて初めて食べたよ!なんなの、ものもっさりした感じ。正直、この粉っぽさは再現しなくてよかったと思いますよ。

● でもなあ、もう一つ引っかかるのは……これ、カステラが逆さに串に刺さっちゃってるってことなんですよね。ザラメついてるのが上で、下面は全く何もなしなんだから……。