● 今日は仕事の合間に中野。雨の後の割にはジメジメが残らず、かなり快適な夏の日の夕方でした。サンプラザのあたりも散歩客が多い。賑やかな中のサンモール。いいのか?こんなに賑やかで!!

● 夜はリモートで長編現行のクライアントと打ち合わせ。方向性を探るミーティングで「面倒なことになったら嫌だなー」とめちゃくちゃ不安だったけど……やっぱり「面倒なこと」にはなった。でも、そうと決まればやることをやる」だけ。ぼちぼちやろう!文字起こし、まだ溜めたまんまだー!

● え?Netflixの『バイオハザード』シーズン1で打ち切り?外資は見切りが早いなあー!まだ観てないよ。そんなにダメなのか?配信からまだ1ヶ月じゃないすか!!

● 予告編といえば、ディズニーの実写版ピノキオ。ピノキオはCGアニメキャラで、イメージ変わらないんですけど、ジミニーは妙にリアル感あるバッタの顔になっててちょっと怖いじゃん!没になったCG映画版ソニックを思い出しましたよ!……と思ったらフェアリーは人間に?!しかもスキンヘッド?ちょっとびっくりしちゃった。しかもこれ「ポリコレ意識しすぎ」って一部から叩かれてたのか!!いや、ポリコレとかじゃなくて、オレはスキンヘッドに驚きましたけどね。

● あと、字幕だと鼻がのびたピノキオにジミニーが「天狗」って言ってる!天狗、そっちの国にはいないだろ!オリジナルはなんなんだろう?トロールとか、そういうの?

● NHKの番組「100分de名著」の人気回が書籍化されていて、その別冊として『石ノ森章太郎』なんてのも出てるんですよ。これは番組と関係ある?もちろん、石森ファンとしては気になるし、ちょっと読んでみるじゃないですか!しかし……執筆陣のチョイスはどうなんだろう?ヤマザキマリの「さるとびエッちゃん」、夏目房之介の「佐武と市捕物控」、竹宮惠子、島本和彦の寄稿はともかく……宇野常寛の『仮面ライダー』評は相変わらずガックリの内容。この人は平成ライダーの事はある程度知っているのかもしれないけど、昭和ライダー(というか、オリジン)を語る時の解釈がペラペラで、他の論者との温度差がすごいなあ。『仮面ライダー』での2号誕生に関しても「適当な采配だったが結果、功を奏した(意訳)」みたいなことを書いていて唖然。実際は、藤岡弘の事故をどう乗り切るか、当時の大人が悩んだ挙句に導き出した解決策だったわけですよ。あと「サイボーグ009と比較して、自然と融合した仮面ライダーは素晴らしい」と語った後で、「そういうわけで旧1号のスーツ、マスクは素晴らしい」と結ぶのも頓珍漢では?旧1号のスーツがカッコいいのは理解できるし、それが一番好きっていう気持ちもわかる。でも、論旨とは全くつながらないんだけどな(むしろ旧1号スーツはカフェレーサーのメカニカル的解釈で評価した方が良いように思う)。あの人は、専門と称している社会学者のフィールドから語れば良いと思うんだけど「デザイン」や「物語」まで語ろうとするから雑になっちゃうんじゃないのかな?

● 社会学者といえば、ミステリに混ぜて、話題になった人文系の新書もちょこちょこ摘み喰いしてるんですけど、どれもピンとこなくて、もしかしたら社会学者って「新書は書き飛ばせばいい」みたいな感覚でいるのかな?こっちは「新書が面白ければ、まともに単行本を買ってもいい」という「お試し感覚」で読むわけだけど、これじゃ全く参考にならないから永久に「まともな社会学者の本を読もう」という気にならないんですよ。今年になって読んだ新書で面白かったの金沢百枝の『ロマネスク美術革命』だけだからなあ……。

● そうだ、月が変わればお待ちかねの必殺シリーズ秘史 50年目の告白録出るぞ!!出版元の立東舎って、リットーミュージックの関連なのか!!