● 今日は東映撮影所で2件連続取材。なんとかオーダーを受けていたような事は聴けたけど自分的には「これは大丈夫か?」のような不安はあり。まあ、同行して隣で聴いてくれていたんだから大丈夫だろう、と。あとは加工次第だな。喋りが「まんま原稿になるわけではない」ので。こちらも「読み物」としてバランス感覚を持って原稿化するわけだから、あとは解釈の違いなんだよなあ。

● バランス感覚といえば、明日の打ち合わせも、超不安!クライアントと、なんかビジョンがずれてる気がする………。大丈夫か、明日。

● 『シー・ハルク:ザ・アトーニー』の2話目を視聴。今回は「かがんだ」回。30分でコンパクトだから退屈はしないけど、正直いえば「場面設定に腐心したいけど、ユーモラスな構造でうまいこと逃げました」と言う印象。北米では弁護士ドラマが山ほどあるから、そのパロディとして楽しい、と言う事なのかもしれないんだけどパンチのない感じがしちゃって………。アドミネーションの再登場とか、ブルースバナーとのやりとりとか、構成要素には満足してるのに、地に足のついた話にしようとすると、彼女のキャラの「曖昧さ」が気になっちゃうんですよ。コミカルとはいえ「女の生きづらさ」みたいな事をうっすらテーマとして持っておきながら、ちょいちょいアベンジャーズに毒づいたり、否定したりすることが、「いまひとつズレてる自称フェミニスト」のノリになっちゃってたりとか………。もっとはじけたお話(そう言う瑣末さが気にならないくらいの)になればいいなあ。連続ドラマゆえ、波はあるだろうから次回の展開に期待します。

● 北山猛邦月灯館殺人事件読み終わりました。なるほど「本格推理」というジャンルに対しての言及を含ませたメタ的な作りの「本格」なんですね。こうなると自虐なのか、決意表明なのかよくわからないけど。物語としては楽しく読めました。サービス満点でも盛りだくさん。この人が「ダンガンロンパ霧切」をやっていたのだ、と考えれば納得か。諸手を挙げてお勧めできないのは、オチにいまひとつ「あー!」感がないからかなあ。類似のものをいくつも読んできているのはあるんだと思いますが、アンフェアといえばアンフェアな気もするし………。謎解きの仕組みも前代未聞でユニークなんですが、全てにおいて「攻めた作品」という印象だけが残りました。さあ、次はなに読もうか?!

● 帯の推薦コメントが、京極夏彦、新井元子、綾辻行人、月村了衛と凄まじいラインナッっぷの乱歩賞受賞作『此の世の果ての殺人』あたりか………。

● 海洋堂のゆるキャンのガチャガチャ見つけたので回した!なでしこ〜。指名1位はしまりん(椅子に座っていて完成後の収まりがいいから)だったんだけど、派手なポージングも悪くはないか、と思うことにしました。しかし、動物園シリーズよりみっしり感が強いですね。このパーツ数に加えて、デカールまで入ってるし。

● 塗装は仕事の山を超えて、ちょっと先が見えてきてからやります!