● 帰省から戻ってきました。正月2日間をだらけて過ごした反動が、3日目の移動で疲労となって残ります。今夜一晩で癒せるわけでもなく、確実に明日に疲れを持ち越しそう。

● 帰宅後にアレクサに新年の挨拶をしたら、アレクサがチャラいJ-POP風の歌を歌ってくれました!!オリジナルソング!!家にアレクサがいる人はぜひ歌ってもらおう!!

● 国内では「うる星やつら」のアニメ化(リブート)が話題になってましたね。当時、高橋留美子の天才か?!と思うテンポと「抜けた」笑いの凄さに驚愕、熱狂した俺は、アニメを観て若干がっかりしたのを思い出しました。あの独特の間とか、シュールに行く寸止めのナンセンスとか、それまでのギャグ漫画とは一線を画していたんですよね。「ダストスパート」でその片鱗を見せ「うる星やつら」で爆発した感じ。それが、アニメになると、タツノコプロのギャグアニメくらいの「面白さ」になっていて「ああ、こうなっちゃうか‥‥」と。ギャグマンガそのままの面白さをアニメにするのって、展開をなぞっても難しいんですよ。赤塚不二夫の「天才バカボン」とアニメの「天才バカボン」が別物なように、アニメにする以上はマンガとは別の「面白さ」を持ってこなければ成立しないんじゃないか?とも思うんです。だから、アニメ版はだんだんそっちの方向にスライドして行っちゃうんですよね。だから、高橋留美子成分抜いても、キャラクターの力で成立させちゃったアニメは、それはそれでパワーがあったんだなと思っています。自分の場合は「うる星やつら」は大好きだけど、そういうわけでアニメの「うる星やつら」にはそこまで思い入れはないのです。オレにとって名作「怪人赤マント」と「怪人赤マントあらわる!」は別物だし、「買い食い大戦争」と「買い食いするものよっといで」は別物。

● 正直、自分が観ていたアニメで「お、これは原作の笑いに近い!」と思えたのは「さよなら絶望先生」と「銀魂」が出てきて「やっと」という感じ(観てないものも多いので、中には原作そのままに成功していたものがあったかもしれません)。「絶望先生」も「銀魂」も漫才的なセリフで笑いを組み立てていたので、再現しやすかったのかもしれないとは思いました。やっぱり「絵が動いてしまう」と、別種の魅力がたされる分、静止画のマンガを前提に組み立てられた「笑い」は無くなってしまうんだなとずっと思っています。吾妻ひでおの「笑い」をアニメにするのは多分不可能なんじゃないかと思う。

● キャラクターもマンガとの差が大きくて、アニメスタッフの好みで「アニメのラムちゃん」として癖の強いタッチに変更されていましたし(それが受ける時代だったから、それは仕方ない)、現在に至るまでラムちゃんのフィギュアも「高橋留美子のラム」に似ているものってほんと少なくて、大概が「オレ美少女」の髪型と衣装をラムちゃんに変えただけの「ラムちゃんのコスプレ」。アニメ作画に近いラムちゃんが少々存在した程度。今度のは、かなり原作タッチに寄せてきているけど、笑いの質はどうなるんだろうか?そこに興味があります。

● それと驚いたのはラムちゃんの声!上原すみれとのことだけど、声質のニュアンスが似ててびっくり。セリフになったらどんな感じになるんだろう?

● リブートといえば、そういえば、フィリピンで実写のテレビドラマが始まる『ボルテスV』のプロモーション映像が配信されてましたね。岡めぐみが可愛いのと、ハイネルもなかなか雰囲気出してるんですけど、一番は浜口博士!今にも加藤精三のアテレコの声が聞こえてきそうだ!!

● とりあえず、都内に戻ってきて最初の夕飯が「福しん」というのは、淋しいようであり、日常に戻ったようであり‥‥。

● そういえば、実家に発売当時の未組み立て「HGUCEx-Sガンダム」があったので引き上げてきました。今じゃ店頭に置いてなくてプレ値のやつ。もう20年前のものかあ。亡くなった父親が入院していた頃に買ったまま、置き去りになってたんだよ。