● ディズニー+で20世紀フォックス作品が加わり始めたので、『エイリアン:コヴェナント』をながら観しています。やっぱり『プロメテウス』よりはこっちの方が好きかな。色々エグいけど、それは『プロメテウス』ともおあいこ。猟奇度は『コヴェナント』の方が高いかも。いずれにせよ、初代の『エイリアン』と比べて、そのあたりが現代的だと思いました。あと、ガイ山さんとも話したけど、エイリアン関連のヒロイン(主にリプリーだけど)は、本作のキャサリン・ウォーターストンも含めて「おばさん顔」なのは不思議。リドリースコットの趣味なんですかね。

● で、久しぶりの『ブラックホール』、ついに観ましたよ!何が驚いたって、再生して音楽が鳴り始めてから2分30秒、画面真っ黒!!まさにブラックホール!音楽だけ聞こえてくる!正直、配信のミスか何かと思ってドキドキしちゃいましたよ。実際、長いですよ、2分30秒って。めちゃくちゃ不安になる!で、そこからワイヤーフレーム風の方眼紙みたいなグラフィックにキャストのクレジットが表示され続けて1分30秒。……地味!!さすが『ブラックホール』!!当時、劇場で観て「これは退屈だな」と思ったあの時の感動が、今、甦りましたよ!

● そして、アーネストボーグナインは、ここで富田耕生だった!この安定感!しかし、冒頭から冒険気質の船長が迂闊すぎて、かなり危険な状況に陥るんですけど、リアリティラインがつくづく読めない話だなあ。テレパシーを実務レベルで使う博士は出てくるし、ビンセントくんはてかてかのイメージでいたんだけどかなり梨地だし。シグナス号の異様なムードのかっこよさ、スケールがデカそうな美術セットと、実際の話のスケールの小ささが印象的。まあ、「スターウォーズ」の後にこれだとやっぱりお客はがっかりするだろうなあ、という不思議な映画でしたね。でも、再び見ることが出来て大満足。ディズニー+えらいぞ!!

● ガチャガチャで11月に発売される『カプセルトイ「GPシャドウアート ウルトラマン」はいいよね。これは全種欲しい。秋葉原のガチャ屋でコンプ買いしたほうが早いかな。前回の『仮面ライダー』『HG樋口真嗣セレクション』で思い知りましたから……。できれば、この後シリーズ続けてギャンゴまでちゃんと出して欲しい!

● ジブリの「どんぐり共和国」から発売される「天空の城ラピュタ 空中海賊 ドーラ18才」って、ジブリじゃなかったらほんとワンフェスとかのアマチュアディーラーが作りそうなアイテム。こういうのを余裕でリリースしちゃうんだからジブリはアイテムに詰まってるのと、余裕があるなあ、とつくづく思うんですよ。バンダイのガンダムグッズと一緒。出せばなんとかなっちゃう、という余裕。すごいな。だって……ラピュタ、もう35年も前の作品だからね。正直、もうちょっと作り込んでもよかったんじゃないの?とも思うけど。

● イベント造形といえば、ちょこちょこ進めていた、新しい「はりこ」のバリエーション、「柴犬」はりこの原型ができました。怪獣に興味ない人へのプレゼンテーションの第一弾。

● 造形が単純なのは「はりこ」だから……。このままだと猫にも見えちゃうよなあ。彩色した時に、なんとか頬の膨らみで柴犬っぽさが出ればなあ。