● 昨夜中に構成台本8本分を仕上げたので、今日は引き続きボリュームある文章の整理。文字起こしは終わっているのでここからは「日本語力」の勝負。インタビュー原稿以外のテキストまとめは久しぶりなので時間かかっちゃってるなあ。

● 仕事の合間に、風呂場でカビキラーやってたんですよ!この季節にきっちりカビとり、&カビ防止!と思って。そしたらほら、塩素系の強烈な奴じゃないですか……。それがポタリと……。ぎゃー!自慢のハーレイクインゼルTシャツが!!いい感じのネイビーがピンクに色落ち!!ショックだよー!きい言ってたからまだまだ着る気でいたのにさあ!パジャマ行きだ。

● そういえば、昼に久しぶりにマクドナルド入ったんですよ。テキサスバーガー2021というメニューがあったのでそれ。ベーコンとマスタードソース強めの味付けのダブルバーガーなんですけど……

● そんな味のことはどうでもいいや!とにかくパッケージがいいんです。セットのナゲットや、ドリンクカップとのコーディネートが、ミラクル!かっこいいなあ、食べ物とは思えないこのビジュアル。これは70年の万国博覧会だね!

● マクドナルドの魅力って、オレにとってはあのポテトの赤い箱(?)もそうなんだけど、ちょっとレトロな工業製品っぽさなんですよ。マックフライポテトは、あの赤い箱に入ってないと魅力70%ダウンですからね!!そこが、もう圧倒的にモスバーガー(まともにうまい)やバーガーキング(野蛮でうまい)よりスゴイところ。マシンから出てきたみたいな……まるで『ロキ』に出てくるTVAみたいな……そういうかっこいいブランド力あるなーって思うんですけど、その感覚自体がもはや時代遅れなのかもしれない。

● と、うまいこと話がつながったところで今日は、ディズニー+で『ロキ』の配信日。最終回!さすがに説明セリフが多めだったけど、これまでの謎の回収と展開というのは、こういうことでいいんだ。テレビドラマとしての特性も十分踏まえた上でのクライマックス。北米産のテレビドラマのパターンといえばパターンなんだけど、この上手さは「テクニック」としての一つのパターンだとも思う。多様性がどうこうではなく、むしろ、日本のテレビドラマは、この域に達していないところが問題なんだろう。『ロキ』に関していえば、キャラクターの育て方が丁寧で、先の読めないドタバタが面白くて、絵本のようなビジュアルイメージも楽しくて(これは他のMCUだとやりづらいだろう)、もっと!という気分の引っ張り方もあり、今回のマーベルドラマ3本の中では個人的に一番満足度の高い作品でした。(どれも、すごく楽しんだけど)

● それはそれとして、仕事半分で観ているニチアサ。なんだか、今のところライダーも戦隊もピンと来ない。ライダーに至ってはもはや佳境を迎えていると思うんだけど、毎回、こめかみに青筋たてて高笑いする悪役(そんな奴が何人も出てくる)と、妙な説明セリフだけでストーリーを語っていくのは、ほんと手抜きじゃないかと思うし、異世界を含む世界の命運をかけた戦いなんだけども、いなくなった人物を「ちょっと探してくる」と近所を走り回ると大概探せてしまうという展開も毎回のようにあって、そのスケール感のチグハグさに興醒めしますし(だったら行方をくらます理由をキチンと考えてくれ)。怪人が暴れ出しても、ちょっと出かければすぐに遭遇できるのはちょっと異常だと思いますよ(コロナの関係でロケ地に行けないのか、ほとんどのシーンが東映撮影所内だ、ということを指摘しているわけではない)。そんな中、キャラはともかく、芽依ちゃん(という、どうでもいいヒロイン)が心の支えになっています。彼女は、どうでもいいけど可愛いし、演じている川津さんも一生懸命で、最高に良い子なのだ。オレは個人的に応援してるぞ!なんかいいとこ探しみたいになっている現状はいかがなものかと思うけど。

● しかし今週は驚いたんだよ。芽依ちゃんが歌う挿入歌が印象的に使われているんだけど……それ全く本人のキャラと関係のないシーンだよ!もうちょっと、その……芽依ちゃんを立ててやっておくれ!つくづくセイバーって、不思議だなあ、ほんと。

● このところ、乱読していた近代史系の本のネタが尽きたので、京極夏彦の巷説百物語シリーズ最新刊『遠巷説百物語 』を読み始めました。遠野物語モチーフゆえに、東北弁での会話。これが難しい!!茨城出身なのでたかを括っていたんだけど、やっぱり東北弁は別物だなあ。ちょっちょ読むスピードが制限されちゃう。いや、しかし、そこまで想定して書いているのか?京極堂。何はともあれ、出だしは面白い。語られている「お話」はきっちり、巷説だ。ボリュームもあるのでしばらくは楽しめそう!