● 寒い!!今夜は圧倒的に寒い!昼はこんなに晴れてたのに!風はずっと冷たかった!!今日は朝から定期検診で病院へ。帰りに新宿でファーストキッチンを食べて帰宅。

● ツイッターの(一部デザイン界隈)タイムラインを騒然とさせていた「モリサワ」と「写研」が共同でフォント開発!というニュース。これは、意味のわからない人に説明しとくけど、日本語フォントの最大手、モリサワと、書体(写植)の御大でありながら、諸々あってデジタルフォントの開発が止まっていた「株式会社・写研」が手を組むということ。往年の「ゴナ」だの「ナール」だのといった「写植書体」がPCでも扱えるフォントとして復活する流れ!というわけです。……デザイナー関連の方以外には「どーでもいい」話だったかもしれないけども。

● 昨日、日記にDCのアニメについて書いたんですけど、何度も主張しているように結構面白いのがあるし、アメコミ買うのはちょっとハードル高いなって人にかなり本気でおすすめなので、個人的におすすめのバットマンのOVA、トップ5(ランク付けはしてない)を書いちゃおうかと思います。

『バットマン:バッドブラッド』
ごく最近のコミックのバットマンのイメージで作られたオリジナルアニメで、いくつかのコミックのパーツを組み合わせたやつ。バットマンがもし死んでしまったら?(劇中では強敵にやられて消息不明)というシチュエーションで、今やナイトウイングとして独立してヒーロー活動している初代ロビンと、コミックではすっかり定着したブルースウェインとタリア・アズ・グールの息子、ダミアンの4代目ロビン。そして新参者のバットウーマン。バットマンの技術顧問ルーシャス・フォックス(映画だとモーガン・フリーマンのあの人)の息子がハイテクスーツを着たバットウイングの4名&アフルレッドが、その穴を埋めようと活躍する話。前提としてこの程度の基礎知識はいるけど、バランス良い面白さ。特に、アクションシーンの上手さについては現在、バットマンアニメの中で最高レベル。

『バットマン:ダークナイト・リターンズ』
タイトルは、ノーランの映画に似てるけど、全くの別物。フランク・ミラーの描いたバットマンのアナザーワールドバージョン。老いて一度はバットマンを引退したブルースが一念発起して復活。女の子ロビンをパートナーに、復活したジョーカーや、ミュータント軍団と対戦。危険視した合衆国が放った刺客、スーパーマンとも一戦を交えるという、番外編にして名作と言われているコミックを比較的忠実に、いい雰囲気でアニメ化。前後編Blu-ray2枚の長丁場だけど、サクッと名著の面白さを味わえるのがいいところ。各種バットマン映画が、このコミックからイメージソースを取り入れたことがよくわかる。アクションの演出も細かいし、カラーリングも独特の枯れっぷりを意識していて、アートっぽいムードも楽しめる。

『バットマン:アサルト・オン・アーカム』
商売上か、バットマンの冠をつけているけど、実質は「スーサイド・スクワッド」。ハーレイとデッドショットが大活躍。ついでにバットマンとジョーカーも顔見せする内容で、正直言えば、映画『スーサイド・スクワッド』とよく似ているけど、アニメの方がダーティーかつ面白い。「これをまんま実写にすれば、もうちょっと面白くなったはず!」と思わせる程度にはよくできている。アニメとしては演出がちょっとたるい!と思うんだけども、アダルトなやさぐれ感は雰囲気あって好きな作品。

『バットマン&ハーレイクイン』
今やバットマンのスタンダードになった80年代のTVアニメ『バットマン・ジ・アニメーション』の正統的続編?って感じの、楽しくカッコいいバットマン&ハーレイが楽しめる。ハーレイの生みの親であるブルース・ティムも参加して、バットマンと共闘する今時のハーレイ(ただしデザインは当時のまま)が新鮮だし、往年のカートゥーンファンにも親しみやすいところがポイント。ビジュアルは最高!(アニメーション自体のクオリティは「あれ?予算少ないのかな?」って感じもするけど、今やナイトウイングになった初代ロビン、ディック・グレイソンをお色気で籠絡しようとするあたりの描写もあったりして俺は大好き。


バットマン・ザ・フューチャー 蘇ったジョーカー
近未来を舞台にした、次世代バットマン。足腰が衰えたブルースの後を継いだ新主人公が、ブルースの支援を受けながらハイテクバットスーツで活躍。テレビで放送してたから観たことある人も多いと思うけど、本作はその劇場版というしつらえ。未来で復活したジョーカーの悪夢。現役時代のバットマン、バットガール、ロビンらの活躍を回顧しながら、かなりヘビーな物語になるという、テレビ版にはない深刻さはあるけど面白い。アニメーションとしては、テレコム名義で数々の日本のアニメーターも参加していて、20年前の作品とは言え基本的にハイクオリティ。

● 『バットマン:マスク・オブ・ファンタズム』は傑作だし、ジャスティスリーグ物の『ニューフロンティア』(こちらも原作コミックはレジェンド級)はビジュアル的にワクワクさせられるけど、今回はあえてこの5本推しで!DVDのみの『バットマン・ザ・フューチャー』は吹き替えもありだけど、他作品は字幕のみ。ただ、ただでさえ安価なBlu-rayの値崩れで気軽に買えたり、Amazonだと1本300円程度でレンタルできるから、お時間あるときに、気になったやつからどうぞ!

● 「うまかっちゃん」を買いにドンキホーテに寄ったら、チェリーコークを見つけたので久しぶりに飲んでみました。これなあ……決してうまい!ってならないやつだよな。

● しかし、こういう「毒」のようなシロモノを時たま飲むのは、昭和生まれの自分にとっては、実に心が落ち着くんだよ。マックスコーヒーの仲間だな。