● 今日は朝から歯医者だったんですけど、あと2、3回かかるって……。まあ仕方ないよね、どうなってるか自分じゃさっぱりわからないんだから。この際だから言われるがままに治そう。

● お菓子との出会いは一期一会、というわけで、今日はスーパーで見かけたチョコパイ・バスクチーズケーキ味を買ってきましたよ!基本的に、エンゼルパイ派の自分としては「チョコパイ」憎し、なんですけども、こういうのは食べておかないとね。キリのチーズとのコラボらしいし。

● うん、なるほど。思ったよりチーズってわけでもないし……これならオレはこれからもエンゼルパイ食べるわ!ってなりました。何れにしても経験。そして出会い。お菓子とはそんな付き合い方をしていきたいものです。

● あと、今日、気になったおもちゃ。タカラトミーの「キャップ革命ボトルマン」!遊び方の構造から言ったら「ボトルマン」というより「キャップマン」だけどね。しかし、こういうのなかったっけ?ビーダマンとかかな?顔つきは限りなく仮面ライダーエグゼイド!ラインナップは「コーラ」と「アクエリアス」と「お茶」か。ミニ四ファイター同様、遊び方を指南してくれるキャラクターのお兄さんがいるのは、この手の企画の鉄板なのかと思うけど、名前がデュー山本!これはひょっとしてマウンテンデューのデューか?こういう素朴なおもちゃ、子供に流行るといいよね。

● と、思ったらNINTENDOSwitchと連動!さすが、今時のおもちゃだ!タイトルロゴはあまりに洗剤すぎるけど、これ狙ってるんだろうな。オレ、おじさんだけど遊びたくなったよ!

● ここからは個人的な話だから共感できない人は、ほんと「ケッ」と思ってくれたらいいんですけども、今日 、Twitter で「うる星やつらビューティフルドリーマー」に関する書き込みを読んで「なるほど」と思ったんですよ!

● ほんと。それ!って思いました。今や神格化されて批名作扱いされている「うる星やつらビューティフルドリーマー」ですけど、当時、劇場に足を運んだオレも複雑な気持ちで受け止めたんですよね。これ「うる星やつら」(特にラムちゃん)の面白いところ、全くないじゃん!って。「うる星やつら」に関して言えば、当初は主人公の諸星あたるとしのぶというカップル(?)が、ルール無用のめちゃくちゃコメディーの軸になってというところから始まって、そこに「非常識なラムちゃん」がやってくる、という構図だったじゃないですか。まあキャラクターにドライブがかかり始めるとその構造もどんどん崩れていったわけですが、その中でもやっぱりラムちゃんというのはめちゃくちゃに奔放で特別だったわけです。時には当たるとのほのかな恋愛模様も書かれてはいましたが、基本的には「引っ掻き回すギャグパーソン」。オバQみたいなものですよ。だから魅力的だと思っていたんです。

● 高校時代の友人に、あたるとしのぶのカップリング絶対主義者がいて、彼はラムちゃんを邪魔者扱いして嫌っていたこともあるんですが(彼は「あたる×しのぶ」をテーマにした同人誌出していたことがあって自分も「しのぶ対メカシノブ」という漫画を寄稿したこともある)、それも基本的にビューティフルドリーマー以降だった気がするんです。ラムちゃんってある種、コジコジみたいな馬鹿さ加減を持っているキャラクターだからこそあの物語の中で台風の目になり得たと思うんですけど、ビューティフルドリーマーでは扱いが変わっちゃってるんです。そんなラムちゃんの心の中を覗くと言う不思議な物語構造で、番外編としてはアリはアリなんだろうと思いますけど、漫画「うる星やつら」のギャグを楽しんでいたこちら側からすれば、それって本当に野暮天でしかなくって。F先生以外の漫画家が描いた「劇画オバQ」みたいなものですかね。そもそも押井さんの映画って「笑わせる」ということに関してはパトレイバーもそうなんだけど、本当に下手くそじゃないですか(これは露骨な批判だ)。だから、当時、高橋留美子ファンだったっ自分は「映画の格好つけのために キャラクターの面白さをスポイルしちゃった」押井守の作風にゲンナリしちゃったというのは正直なところなんです。その感想は未だに変わらず。だから逸話としてよく聞く「高橋留美子がビューティフルドリーマーを嫌っていた」という話は本当に腑に落ちる。

● そんなわけで、「うる星やつら」の面白さって?と問われれば、アニメをきっかけにして人気が爆発したことも重々承知の上で言うけれど「やっぱり漫画で読むのが一番だな」、と常々思っています。こういう話、伝わる世代の多くは「ビューティフルドリーマー」大好きな人が多いし、若い世代には当時の感覚が伝わらないだろうし、どこにもかくところ、主張するところもないのでなんとなく日記に書いておきました。

● そういえば、近所歩いていて、ああ、なんか2020年っていうのは来なかったんじゃないか?と妙な気持ちにもなりますね。こういうアーケード、日本各地にあるんだろうな。