● お固い仕事だけどいいですか?って誘われて企画会議に行ったんですが、お固くて悪いはずがない。お固い方が「仕事」としては手間はかかるけれど、精神衛生上は楽だ。そんなわけで、お固い仕事の企画書作ることになりました。ネタは「伝統文化」もの1本と「AI技術」もの1本!とりあえず、難しいので勉強せねばならない。

● 劇場の予告編で見た「屍人荘の殺人」に興味を持ったので、評判を聞いてちょっと距離を置いていた原作本を読み始めました。なんか、想像してたのと違った!思ったよりライトで漫画みたいだし、思ったよりちゃんとミステリしている展開。大詰めまで読み進んだので、今夜、解決編(解決するんだよね?)を読むのが楽しみ。映画版はだいぶキャストのイメージが違うんだなあ!長身でサバサバした美人の女先輩が、ふせえりに変更されてる!すごいアレンジだ。主役(?)の2人、神木くんと浜辺美波はドンピシャですね。

吾妻ひでおが亡くなった。大好きでした。小学校の頃から手塚治虫、石森章太郎、藤子不二雄などの大御所を差し置いて「一番好きな漫画家」でした。好きすぎてサボテンに「ひでお」という名前をつけた事をもあります。全集はもちろん、奇想天外社のも、東京三世社のも、秋田漫画文庫のもダブっているけどいちいち購入して、現在も本棚の「一番えらいところ」に収めてあります。失踪したり、アル中治療やったりしたあたりからいろんな思いで傍観していたけれど、とうとうお亡くなりになったか。「失踪日記」の大ヒット以降は日本漫画家協会賞大賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞など、それまで無縁だった「賞」をもらったことが晩年の治療を経済面、心理面で支えたのではないか?などと考えています。

● 基本、有名クリエイターが亡くなった時っていうのは、面識があるわけでもないので「悲しい」とかって感情はないのだけれど、さすがに今回は喪失感っていうの、ありますね。食道がんとか、うちの父親とおんなじじゃないか。ツイッターとかに流れてくる追悼コメントを目にするのも、なんだか「死んだこと」をネタとして消費されているような気がして嫌だし。……ああ、これまで多くの作家がなくなるたびに、そんな事を感じていた人たちもいたんだなあって今更ながらに知りました。想像していなかったんですよ、そういう気持ち。そんなことより「ネムタくん」を復刊しなさいよ!!

● どうでもいいことだけど、ネッシーマンガはかなり吾妻ひでおの影響が強いんですよ。ネッシーマンガをこの日まで描き続けていて良かった。と、そういうことを思いました。

● 明日は、ちょっと帰省。で、そんな日に限って『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』最終予告編の公開ですよ!とは言っても、北米ではおなじみ、NFLの試合のハーフタイム中だそうで、試合開始が現地時間10月21日。日本時間で、明日10月22日の9:15のようです。お昼くらいにはネットにも流れるのかな?オレが絶賛、お墓作業中の時間帯!