● 週明け火曜日に、また帰省することになりました。実家のお墓の中に埋葬されている「骨壷の数」を確認するためです。墓暴きか?!という感じなんですが、何しろ家のお墓なんて開けたことがない!開けたことある人は、みんな死んじゃってるんだよ!!と、いうわけで、色々調べて観たら、どうやらバールを一丁持って行った方が良さそうなことが判明しました。

● ホームセンターで調達して行ってもいいんですけど、その火曜日って、例の「即位の儀礼」のある日なんですよ。バスに乗る東京八重洲口に、バール持った男がウロウロしてたらどうかな?職質受けたら「いや、お墓の中の骨壷を」って正直に話しますけど、それ「ますます物騒なこと」にならないですかね?おー、怖。監視社会、怖!!

「マンダロリアン」公開まであと1ヶ月かあ!日本だといつ視聴できるんだろう?プロデューサー、脚本のハッピーこと、ジョン・ファヴローのお手並み拝見!予告編はめちゃくちゃかっこいいのですごく期待してます。このところ大概のネタバレは、ハズブロのおもちゃなんだけど、未だおもちゃも見かけていないからなあ。

● まあ、映画の話としてはやっぱり触れておこうかなあー。怪獣チャンネル収録時は観てなかったんですけど、一応、確認作業として「ジョーカー」観てきたんですよね。

● まあ、想像通りというか、めっちゃ丁寧に作ってあるけども、そんなに好きなタイプの映画じゃなかったですよ。なぜなら、あのバットマンに出てくるジョーカーの誕生譚に思わせておいて(多少の目配せはあるんだけど)、全然そんな映画じゃなかったから!障害を持ち、貧しく、妄想狂のかわいそうな男が、一線を超えちゃうシリアスな話、ですよ。めっちゃスコセッシ感!「タクシードライバー」だし、ほぼ「キング・オブ・コメディ」。そこに、洒落っぽいフックを作ってメタフィクションっぽい化粧を施しているんですね。いやーな話に観客を引きずり込んでいくタイプの作品で、映画ファンの評価は高いのでしょうけれどもオレは特に好きでも嫌いでもないって感じ。迫力はありましたけども、ピカレスクにありがちな「悪の魅力」とか「背徳のカタルシス」とかもなく、ただただ真面目。この「ジョーカー」は人殺しだけども悪人じゃなかったよなあ。モラルはともかく、酷いやつを殺しただけ。環境が劣悪なだけで、すごく根は気がいい奴なんですよ。DCコミックのコマーシャリズムとキャラクターをうまく利用した「ガチ映画」ですね。ひょっとしたら「うる星やつらビューティフルドリーマー」好きな人って、こういうの好き?って感じ。「ハングオーバー」の監督だけあって、シリアス顔でおふざけしちゃいましたって感じ?いや、「ハングオーバー」では「コメディ顔でシリアスな不謹慎」をやってたってことなのかなあ?

● ちなみに、よくある感想として眺めていた「主人公、アーサーに感情移入してしまった」という感覚はまるでなし。アーサーの貧しさ、不遇、世間への憤りは理解できるんだけど「露骨にマトモじゃない」描写が多すぎたからかな。まあ、これも一つの「ジョーカー」像として引き出しの隅に入れておこう!

● せっかくジョーカーの感想書いたので、もう一つ「あんまり好きになれなかったジョーカー」のことも書いておこう。大好きなアニメ「ザ・バットマン」。作品自体は大好きなんですけども、これに出てくるジョーカーはなんかよくわからない!なんかミュータント的な怪人になっちゃってて、もうジョーカーだかなんだかよくわからないことになってましたよ。フィギュアはちゃんと揃えましたけどもね。

● このアニメはヴィラン総出演な感じが、ザ・ヒーローもの!って感じでいいんですよ。あ、写真に写ってないけど、トゥーフェイスもミスターフリーズもファイアフライも買い揃えました。独特のディフォルメもいいんだけど、本当ジョーカーのアレンジはさすがにやりすぎだと思います!

● 本当「バットマン アニメイテッド」のコンプリート ブルーレイBOX、日本版出してくれないですかねえ!吹き替え版で欲しい!……いや、最悪字幕でもいいからさあ……頼みますよ、ワーナーさん。