● 今日、ふと「リゲイン」こと思い出して、ああいう時代もあったなあと懐かしく思いました。「24時間戦えますか?」って、ビジネスマンを応援するCM。現在だったら「仕事で殺す気か!」ってSNSで炎上するところなんだけど、当時は多くの人が面白がってたと思うんですよ。誤解して欲しくないのは「みんながみんな、そういうビジネスマン像に憧れていたか?」というわけではないということ。正直「大変だねえ」くらいのニュアンスで笑っていたというのが多数なんじゃないかとは思うんですけども。もちろん、社畜の歌ってニュアンスは当時はありませんでした。仕事は二の次、で仕事帰りにハッスルする高田純次をキャラクターにした「5時から男のグロンサン」が流行ったのが「リゲイン」の前年。リゲインもその延長戦上にあって「過剰に元気であることが微笑ましい」という空気で作られたものだと思うんです。消費社会の開き直りでもあり、まさに「気分がバブル」って感じだったんでしょうね。今時は笑われちゃう「オレ寝てねえ自慢」する人は、まさにこの当時の空気をひきづってるわけですけど、わかんないでもないんですよ。「今日もいいけど、明日はもっと良くなる」っていうのが共通認識だった時代ですからね。
● そんなジャパニーズビジネスマンのカリカチュアを微笑ましく(憧れる人もいただろうけど)笑っていられたというのは決して「狂っていた」とかではなくって、余裕があったってことだったと思うんですよ。金銭的余裕かもしれないし、金銭がない人もそれなりに「これからなんとかなるだろう」という心の余裕があったとも思うし。それが「とにかく金がない」「この先だって、真っ暗だ」「もう駄目だ」って焦りに変わったということですよね。景気が。リゲインも今じゃ「本気で疲れを取りたいあなたに」ってコピーが変わっちゃってる。めちゃ「細やか」!
● 「タイタンズ」結局3話まで観たんだけど、ロビン(ディックグレイソン)がカッコいい、というのと、レイヴンがロリ枠っていうことがわかりました。で、面白いんだけど、めちゃくちゃ陰気。あのご陽気な「ティーンタイタンズGO」を知っていればなおのこと。今の所、あの陰気な「デアデビル」にも「アロー」にもちょっとだけは確保されてた「爽快さ」すら皆無!ゴア描写あり、一家全員サイコパスのヴィランあり、宇宙人と魔王の娘と動物変身ボーイがドタバタする「ティーンタイタンズ」とは思えないハードさ。ハイティーン向けに実写でやるからには。「このくらいやらないと」っていうスタッフ意図がびんびん感じましたね。コミック原作のドラマとしては「ゴッサム」とか「ジェシカジョーンズ」枠かもしれない。まあ、展開は面白いと思うのでこの先も観ますけども。
● Teen Titansのおもちゃを探してたら、フィッシャープライスという知育玩具メーカーが出してる、キャラクターブランド「イマジネクスト」にぶち当たりました!これ、先日、おもちゃおじさん新年会で指田さんが話してたやつだな。日本の正規代理店はあるのか?Amazonではやたらめったらに高額!このバットモービルは欲しいな。ジンクスちゃんも出てるじゃないか!!
● 以前、ギャロウェイ先生に描いてもらったジンクスのスケッチ、現在でも宝物ものだぞ!