● 個人的にはあまり有効に利用できずにいるゴールデンウィーク。今日もしょぼくれた土曜日を送っています。今日は「こどもの日」。我が家には「ちまき」を食べるという習慣がなかったので、あの歌「ちまき食べ食べ兄さんが」」という歌詞の意味がさっぱりわからなくて、あの歌を歌わされるのがとても嫌だったことを思い出しました。ちまきというものを見たのは、たぶんテレビ業界に入ってからだったと思います。そして、未だに食べたこと無し!!(中華ちまきじゃないやつ)

● ネット上で、「本屋でんすけ にゃわら版」というフリーペーパーを作っている方のブログが話題になってました。この方、丸善の店員さんだったのですが、そこをお辞めになったという話。そのいきさつが気の毒すぎて、悲しい気持ちになってしまいました。これ、丸善の経営サイドの無理解がひどい、という事は大前提なんですが、そこに至る「出版不況」にもつながっているんじゃないかとも思うんです。気になる方は読んでみてください。

● こういういきさつで「本屋」さんが、読書好きの人たちから離れていってしまうのは、やっぱりさみしいことです。ただ、売上が上がらないと経営が立ちいかなくなるのは現実で、そのためにカフェっぽい作りや、おしゃれ雑貨売り場を併設することででお客を呼び込んだりするというのもわかります。実際「本」を販売するだけでは厳しい時代なんだろうなということは推察できます。扱う在庫を減らし、カフェ風にしたから売上が伸びるかどうか?そこは傍からはわからないのですが、似たような店舗改装をやっているお店が増えているということは、実際、成功例もあるんでしょう。もちろん、在庫の専門化(絵本専門店とか、コミック専門店とか)で打開しようという経営方針もあるかもしれません。でも、結局そのくらい「本」が総体として売れてない(偏りはあると思いますが)、ということなんじゃないでしょうか?これは丸善だけの問題ではなく、そこそこの経営規模の本屋さんは似たような状況を抱えているわけです。当然、店舗改修する予算など割けない小さな個人経営の街の本屋さんなんかはモロに厳しくなっているわけで。読書家のみなさんが書店のおしゃれ化、従来の読者の要望と乖離した経営方針などを非難するのは当然としても、そこにはかなり難しい経営規模の大問題があるということも忘れてはならないことなんだと感じました。

● 上記の悲劇はどちらかというと「社内での風通しの悪さ」や「現場に向き合わない上司」による部分が大きな要因になっているので、書店に限らずどこの企業にもあてはまる悲劇なんでしょうね。解決策など容易に考えつくとは思えませんが、ほんと「世知辛いのじゃ」。

● Netflix「ボクらを作ったオモチャたち(Toys That Made Us)」のシーズン2が5月末から配信されるみたい。今回も「スター・トレック」「トランスフォーマー」「レゴ」「キティ」などなど楽しそうなラインナップ。期待しよう。

● 「トレマーズ」の新作、『トレマーズ コールドヘル』7月にはBlu-rayで観られるのか?!ケビン・ベーコンのTVシリーズが結局頓挫しちゃったようなので、頼みの綱はこれだけだ。バート・ガンマーが主役のようなので、にやにやしながら楽しめるといいなあ。

● そして、そろそろ迫っていたワンフェスの当日版権の締切。クマクマアリスも徐々にアイテムの申請写真が揃ってきて、あとは運を天に任せるのみです。昨夜は、彼女が作る恒例のふかふか怪獣シリーズの新作「ダンカン」の見本が完成。

● ぬいぐるみにご理解ある方、怪獣がお好きな方。版権が降りて販売が出来るようになりましたら、ぜひともお迎えに来てください!!