⚫︎ 映画「ソロモンの偽証/前編」を観てきました。前編だけあって、多くの問題を山積みにしておいておしまい、という形なので、感想も何も中途半端なのですが、少なくとも「筋立て」が面白いのはわかりました。正直、あの長い原作小説(文庫だと全6巻)を読む気力がないんだけども、このあたりは、原作の力ということかな?主人公の動機付けに説得力を持たせるために、「くどいほど」のシーンを積み重ねているので、現実味のない「学校内裁判」というシチュエーションも無理なく受け入れることができそうです。出てくるキャラクターの多くは「本当にダメな人」が多くて、主人公とのVS構造というものもよくわかります。生徒を前にあきれるほど心情だだ漏れの若い女教師とか、事なかれ主義ゆえに、ヒステリックになる教師。コミュニケーションを様々な形で拒否している、生徒の親たち。ほんと、イラつく要素を誇張したひどい大人ばかりなので(’∀`)。

⚫︎ ただ、演出的には「独りよがり」な感じがしちゃって(冒頭の意味不明な冗長さとか)、そのあたりは後編まで観た上で真価を問いたいところです。いずれにせよ、導入としては十分、物語がどうなるか?の興味を惹かれました。セリフとかは、わりと漫画っぽいんだけど、学生たちの演技が、予想以上にちゃんとしてるので、ソレっぽく見えてるというところはあると思いますね。キャストに相当助けられてる作品だとも思います。あと、贔屓にしている市川実和子が気持ち悪くて最恐でした!!

⚫︎ AppleWatchの発表をうけて、あの「スウォッチ」も、スマートウォッチ的なものを発表してきましたよ!「The Swatch Touch Zero One」。 価格は135ドル(約1万6000円)ということで、Appleのに比べたらだいぶ手頃ですが、サンプルの画像見る限りは表示画面に華やかさが欠けちゃう気がしました。これなら、今オレが使っている「G-SHOCK」のBluetoothモデルとあんまり変わらないというか、現実的すぎるというか。むしろ、タカラトミーが子供向けに発売するという「プレイウォッチ」の方がかなり楽しそうなんですけどね。これで7980円なら、大人が遊びの時計として使ってもいいんじゃないかと思ったり(文字盤のはさすがに子供向けすぎるけど)。

⚫︎ ワイヤードの記事「これからCGデビューする人は、幸せである。ZBrushがあるのだから」は、ZBrushに興味持っていた人たちにはすごく魅力的なテキスト。読むと、これならオレも3DCGはじめられるんじゃないか?!!とか思っちゃいますよね(実際、触ってみれば、やはりマスターするまでには相当の勉強が必要な気がするけど)。いずれにせよ「造形」の中の多くの部分は、アナログよりもCGに変わっていくだろうことが予想される世の中、模型ファンとしても、さすがに意識せざるをえないのです。

⚫︎ 目下、制作中の映画「サンダーバート/Thunderbirds Are Go」のトレーラー、ついに、メカ5機が動き出してますが、それ以上に、キャラクターのマリオネーションをかなり意識したであろう、CGが気になっちゃって。そこまでするなら、もっと「マリオネットと見まごう」すごいCG表現をやってほしかったなあ、というのが個人的な感想。

⚫︎ で、あのテーマ曲、今回は使わないのかな。なんにせよ、楽しみにしているのです。

⚫︎ CGといえば、思い出したのが、昔、読んだ「ジョージ・ルーカスのSFX工房」。もちろんCGになる前の、いわゆるVFXというか、特撮というか、そういう時代のバックヤードが紹介されてた、当時としてはかなり「お宝」扱いの本だったんですよね。もちろん、手元になく、相当高価な本だったよなーと思ってアマゾンで見たらバーゲンブックになって、半額になってた!!これ、買っちゃおうかな。どんな内容だったか、もう一度脳内で吟味してみます!「アドベンチャータイム」のコミックをやっと購入できたので、今夜はこれ読んで寝よう!!