⚫︎ なんだかミリオタ界隈で評判との話があったので「フューリー」観てきました。
⚫︎ もちろん観る前は「これ、観終わったらシャーマン作りたくなって、アーマーモデリング買っちゃったりするかもなあ」と思ってたんです。で、結果、全くそんなことはありませんでした。ちゃんとした戦争映画だけど、めっちゃ陰気な気持ちになって劇場出ました。「戦車、最悪だな」っていう感想しか抱けない(’∀`)。心温まりそうで、殺伐とした部隊内の関係性の描写(そしてあからさまなホモセクシュアルな暗喩まである)とか含め、本当陰鬱。ラストにおセンチなオチを持ってきてるけど、取って付けたような印象で焼け石に水(笑)終始「戦争はくそったれだ」ということを延々語っていく映画なので、俺のこの気分は製作者の意図通りの反応ってことだとは思いますが、感動とか、そういう気分ではまったくない、という感じの作品です。
⚫︎ 戦闘描写は、なるほど、実際の戦争ってそんな感じかもしれない!と思うリアルっぽさ(ゴア表現多め)と、ガルパンばりにヒロイックな戦車戦、スターウォーズのような火線表現など漫画っぽい部分がまぜこぜになっているので、このあたりの要素を抽出してエンターテインメントの活劇に仕立てれば、それはそれで面白い家がになったのかもしれないな、と思うんだけど、製作者の真面目さゆえか、そうはならなかったみたい。そうそう、MG42のマズルフラッシュとかケルベロス地獄の番犬よかかっこいいぜー。とりあえず、より深刻になった「プライペートライアン」なので、「いやー、戦争映画ってまったく嫌なもんですね」と締めくくりたい。
⚫︎ てな事で、なかなか良い休日だなーと思ってたら、今重大なことに気づいてしまいました。金曜に作って送ったつもりだった台本、全然古いバージョン送ってのほほんとしていた・・・。関係者様、本当にごめんなさい!!映画とか観て呑気にしてたのが我ながら最悪だ。