● 今日は彼女の誕生日なので、焼き肉食べたり、ケーキ食べたりしました。

yakiniku0906

● とはいえ、昼間は彼女が仕事だったので、一人で竜巻のパニック映画「イントゥ・ザ・ストーム」観てきました。怖かったです。アベンジャーズ観て、地球の危機が迫ったとき「やばい」とは思うけど「怖い」とは思わない。それは、やっぱり日頃から雨や風の怖さが身近なせいなんだろうと思う。それが、POV(主観映像)的なものの積み重ねで「ちょっと、これ、本当に死んじゃうかも」的な「体感」が出来るってとこに繋がってくるわけです。

● この映画、やたらビデオカメラを回す人間が出て来きます。普通、フィクションだと、そういうキャラ付けの奴は一人で充分なんだけど、この映画は「いつでもビデオまわしちゃうよ!」な奴がメインキャラに複数人いるんですよ。これは異常な事態です!いや、今や、現実にそんな奴が多いくるのがリアルなのか。劇中、その主観映像(登場人物のカメラの映像)が入り乱れる。入り乱れちゃうから、主観でさえない(笑)。こういう身もふたもなく、なりふりかわまわない画面構成は、乱雑にも思うけど、「脅威と、恐怖のビジュアル表現」を優先したら、こうなった、って感じ。ちゃんと目的は果たしているから、観ているこっちも「そんな整合性とかどうでもいいかあ!」って許せちゃうんです。

● キャッチコピーの「皆さま、近くのものにしがみついてください」は、観る前だと「はは、そんな感じなのか(’∀`)」くらいに感じたけど、観終わった後の方が「そうそう!そんな感じ!!」と非常に気持ちがよくわかるんですね。宣伝のキャッチコピーとしては「正しい」けど、伝わらない、という事なのかなあ。

● 劇中でも「怪獣』呼ばわりしてるけど、ほんと竜巻って怪獣みたい。こんなディザスター怪獣映画もいいなあ。

● デング熱の報道に対して、陰謀論者と、かつ「それにのっかるネット情報リテラシ高い人」がチラホラ見えて驚く。ひとつのパターンは過去の患者数のグラフを取り上げては「昨年より少ないじゃねえか。なんでこんなに騒ぐんだ。隠したい事が代々木公園にあるんじゃないか」という主張・・・「海外渡航経験のない人が国内で感染した」から大変なんじゃないか。ネットで検索かけると、以上のようなアホな主張をしてるサイトのソースは全て同じ。コピペか?なんの考えもなしにコピペなのかい?で、もうひとつが、デング熱ワクチンで儲けを企む製薬会社の本社が初台にあって・・・という、ガチ、バイオハザードっぽい陰謀論。うーん、マンガすぎる・・・。デマ、とまでは言わないけど、こんな無責任な主張をバラ撒く事って、罪深いと思わないのか?(シェアしてる人も、オレには同罪に思えるけど)「世界の真実」でも暴いた気になってるのかもしれないけど、それならそれで、コピペ記事+妄想にちゃんと調べてくれよ。「個人がアタマの中で空想した真実」なんて、ほんと迷惑なだけだよ。