● メリークリスマス!

● クリスマスイヴ(彼女はミサのため実家に帰省中)に何を書くべきか迷ったんですが、とりあえず怪獣の事書きますよ。よく、「一番好きな怪獣は?」って聞かれるんですが、それってすごく困りますよね。(怪獣の魂持ってる人ならわかってくれると思うんだけど)怪獣って言っても、東宝怪獣とウルトラ怪獣とじゃジャンルが違うから答えようがないんですよ(ピープロ怪獣とか、怪人、クリーチャー含めて)。もちろん、そんな心配はご無用でテキトーに答えておけばいいんだろうけど、なまじ怪獣にこだわりあるので、そうもいかないというのがオタクのジレンマですよ。

● で、まあ基本的な事で言えばオレ世代的には、ウルトラと、東宝と、それぞれ心の中でなんとなくベストはいるわけですよね(1位は?とか言われるとまた困るんだけど)。そんな中で常に、東宝怪獣心のベスト3に入ってきそうなのが、バラゴン!「地底怪獣」と書いて、バラゴンと読む(’∀`)!クラシックな「怪獣」だし、今となっては派手さもない部類なんだろうけど、「怪獣」のスタンダード、素体に近い風貌なのが素晴らしいのです。(動物で、様々な個性をはぎ取って行ってもっとも平均的なスタイルにすると「クマ」になる、という話をどこかで聞いたけど、それに近い感じ)唯一の個性が、あの耳(角)くらいです。サイズも巨大すぎず、家畜や人を襲う、といった「生物らしさ」あり。中の人の中島春雄の名演による、生き生きとしたアクションもあり。

● と、いうわけで、こちらが我が家の一番大きなバラゴン。いつもの、エクスプラスのシリーズです。フォルム、ボリューム共に満足感高し!角が透明パーツなのもいい。ただ、これもいつもの事ですが、シッポが素晴らし過ぎてかざる場所がない、という悲劇。我が家の怪獣ガラスケースはもう満員でーす!「東宝大怪獣シリーズ・バラゴン (1965版) 」(エクスプラス/2013)

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● こいつを例に、バラゴンの最大の魅力を紹介しときます。それは、表情の多彩さ。例えば、ほら正面から見ると顔が犬みたい。目が大きいから、プリティな感じもします。劇中では耳(角)がピコピコ動いたりもして、そこもいいんですよ。

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● ところがですよ、横下方から顔つきを眺めると表情一変!トカゲ顔の、ゴジラ的な獰猛な顔つき。大きく裂けた口がポイントです。口元に着目すれば、まさにキンゴジ的な、ドラゴンとしての凶悪さ。カッチョいい!!!

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● オレはそんなバラゴンが好き過ぎて、ネロンガ、パゴス、ガボラ(いずれもボディ流用怪獣)も買い揃えました。一家に一匹バラゴン!みんなでバラゴンを応援しよう!!

● あ、なんだかガイナックスが妙なティザーサイト立ち上げてる。なんだ「ダイコン」のアニメでもリメイクするつもりなのか?とか、色々考えちゃおう。(観てみたいけど、それってTVドラマ版「電車男」のオープニングなんじゃないか?)